それでも僕はM-1と共に生き続ける。
まず、大前提の話で人生をお笑いと共に生きていると言うくらい僕はお笑いがすごく好きです。小さい頃から新喜劇に始まり関西のお笑いに染まってきました。
そして、とても芸人さんを尊敬しています。
M-1の決勝戦に出ている人は、7000組以上の中から選ばれたトップの人です。
だから今回はネタに対しての感想ではなくて、
経営とお笑いって似ているなって思ったことについて書いてみました。
どの分野でも尊敬することは大事だと思っていて、
本気で何かに向けて頑張っている人に対して、気持ちがわかるので文句を言えません。
自分と共通点がある人の努力に対して文句を言ってしまうと自分を否定しているということになるからです。
ちなみに僕のおじいちゃんは酔っ払って阪神戦を見ているときに、阪神が負けるとテレビに暴言を吐いたり、球場運営に電話をかけようとしていて、おばあちゃんが止めてるのをよく見ました。
僕は、おじいちゃんマジか?!と思っていました。
起業家とお笑い芸人の共通点とは?
起業家とお笑いって結構似ているところがあるな感じています。
例えば、起業家は自分が考えていること(ビジョン)を、ビジネスという手段に変換して社会に影響を与えています。
お笑いに置き換えると、自分達が面白い!(ビジョン)を漫才やコントという形で人々に伝えようとしているところが似ていると思います。
どちらも自分自身が目指したい世界にするために、死ぬ気で道を極めようとしていて、伝えたいことや自分自身がつくった素晴らしい作品(製品)を、正解のない世界で試行錯誤しながら「自分が一番面白い!」と信じてやっています。
だから、芸人さんに共感しますし、尊敬の念を抱きます。
お笑いの世界の人間ではないのでわかりませんが、なんとなく本当に面白い人はどんだけ時間がかかってもメディアに出るし、その世界観を実現できる珍しくもフェアな世界なのかと感じます。
ビジネスもそうで、正義を持って突き進んでいけば、5年なのか10年なのか、50年なのかいつかはそれが実現できる、そう感じています。
お笑い芸人の魅力
最近は若手芸人さんのライブにたくさん行きます。
一人でオーディションライブや芸歴5年以下くらいの方を見ます。
そこでは、面白さを求めているわけではなくてエネルギーをもらいにいっています。
自分を信じているからこそ光るあの目の輝きが放つエネルギーは、同じように実現したい世界がある人を惹きつけるのです。
自分を信じて頑張っている人っていうのはすごくかっこいいし、
あの輝いている目を見ると「あ、俺もなんか頑張らなきゃいけないな!」って思います。
レアケースですが、飲みの場の二次会のカラオケバーとかの店員に若手芸人さんがいたりすると、ついついライブの招待をして欲しくなります。
M-1も大好きです。
M-1は人生一発逆転感がすごく好きです。
人の人生が一夜で変わるファンタジーの世界ってなかなか起きないことだからです。
夏ぐらいからの予選大会から、大会後のアナザーストーリーまですべてを見終わって「今年もいい年だった。」ってなります。笑
この1年のサイクルが僕を動かす原動力になっていて、一緒に頑張ってるって感じます。
起業家もそうかもしれません。お金だけが全てではないですけどその後のビジネススケールなども含めて、一発逆転感が共通しています。
どちらも確率を自分の努力で変えられる宝くじみたいなものだと捉えています。
お笑いがビジネスコンセプトに影響を与えた。
今回のM-1を見て来年は言いたいことをたくさん言うっていう年にしようかなって思います。
自分の人生に影響していくところで考えるとお笑いって結構面白いですよね。
ネタを笑うこととしてだけで見るのではなくて、僕はお笑いを一つのカルチャー発信の場としても見ています。優勝したコンビのネタやギャグがその1年のトレンドになるので、歴代のⅯ-1優勝者をみると社会の流れも見えておもしろいなって思います。
前職がソーシャルゲームを作ってたのですが、常日頃から絶対ヒットするゲームを作りたいと思っていました。
芸人さんも一緒で絶対に受けるネタを考えたいと思っていると思います。
エンタメの人は皆、クリエイターは皆、「スベりたくない」と思います。
その”絶対”ってどうやったら出来るのかを考えた結果、人が面白いと感じた時の感情の数値をデータ化すれば絶対ヒットできる!そう思って、前職では分析にとにかくこだわってゲームを作ってました。
その後起業するときに、誰しも皆スベりたくないのであれば、人の感情の数値化ができる場所でコンテンツ配信を行おう!ウケ続けたら話題が始まる場所がたくさん作れてビジョンが実現できる!という流れでSNSビジネスにつながっています。
いつかはお笑い芸人さんのウケを数値かして再現性の高いネタ作りとかのお手伝いができたらなって思います(笑)
お笑いが性格に影響を与えた。
ビジネスだけではなく僕自身の生き方や人との触れ合い方にもお笑いは大きな影響を与えていると思います。
まず、僕は結構ヘラヘラしてます。何か面白いことないかな〜と常に探しています。
会議でも絶対1回はウケたい。
そんなスタンスで仕事をしていると、会社の雰囲気もいい感じです。
強要しているわけではないですが、ユーモアのある方やそれに対して理解のあるメンバーが多いように感じます。
コミュニケーションにお笑いは大切な存在だと思います。
特に、仕事にお笑い要素を持ち込むのは意味があります。
なぜならすでに書いた通りお笑いとビジネスは似ているからです。
もっと細かい部分で言うと、ビジネスもお笑い同様に大喜利の連続なわけです。
例えば最近でいうと、幹部メンバーに「来期、会社が1番成長するプランってなんですか?」って聞かれました。
そんな未来の重要なことをすぐに回答しないといけないのは、もはや大喜利の世界だけだと思っていました。
常日頃からネタ探しをしていないとスベってしまうところでした。
エンターテインメントが社会に与える影響とは?
どの時代でもエンターテイメントは社会に影響を与える存在だと感じます。
例えば今回優勝したウエストランドさんのネタは賛否両論あると思います。
今の社会って人を傷つけないっていうことが求められている気がしていて、
その中で「毒舌はおもしろい」って思わせられることはすごいことだと思うんです。
最後の投票シーンは今までのお笑い時代が切り変わる瞬間だった気がします。
もちろん正統派しゃべくり漫才としてだけ見たらさや香さんはとても完成度が高いと思います。
だけど、世の中が何を求めているかが今回の投票に出たのではないかと考えます。
お笑いを見るだけでも、世の中が何を求めていてどういう時代の変化があるのかを学ぶことができます。
トピカも、事業内容がクリエイティブなことをやっているので、エンターテインメントの会社だと思っています。だからこそ時代の変化を読み取らないといけないなと今回のM-1を見てさらに感じました。
トピカではお笑いが好きで一緒に成長しあえる人も求めてます。
起業意欲があったり、自分の人生を好転させたい、何者かになりたい人、そんな人と一緒にトピカを成長させたいです。
一緒に働かれる方には、Ⅿ-1決勝戦のような鳥肌が立つ瞬間や人生においての有意義な時間、起業に繋がるビジネスチャンスを提供したいと考えています。
上記にあてはまる方は是非一度トピカを覗いてみてください。
Ⅿ-1の話をしたい方も大歓迎です。
もちろん気軽にランチやお茶に行ってくれる方もお待ちしています!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?