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デンマークに移住した理由

移住の理由

デンマークに入国してから早くも2週間半が経過した。入国後、コペンハーゲンに3日滞在した後、今回の移住の目的でもある学校があるEbeltoftという街へ移動した。大手外資系企業を辞めて、はるばるデンマークまで来たのは、European Film CollegeというFilm Productionに関することを教える学校に入学するためだった。実は本来は去年の夏に入学するつもりでいたけれど、仕事との兼ね合いもあり一年計画を延期したため、計画をしてから二年越しの入学となった。コロナの影響で今年の募集がなくなるのではないかと心配だったし、学校側もなかなかギリギリまで結果を出せなかったのか合否連絡も予定より遅れていたし、合格が決まっても外国人の入国制限の状況は日に日に変わっていたから3月〜5月にかけては不安で仕方がなかった。航空会社からは片道の航空券だと入国を断られる可能性があります、と最後の最後まで言われていたし、最後まで安心できなかったけど、実際にコペンハーゲンの空港に到着して入国審査のカウンターにたどり着いたら、3秒で入国できたから呆気にとられた。入国後、日本で申請をしたVISA(デンマークではResident Permit)の手続きも完了し、数週間後にはイエローカードと言われる保険証も届くみたいだ。
一言で言ってしまえば「留学」ということになるのだろうけど、自分としてはここで学び、将来的にはヨーロッパで就職をしたいと思っているので、あえて「移住」という言い方をしている。

European Film College(EFC)とは?

EFCは最近日本でもじわじわと関心を集めているデンマークの教育システム、フォルケハイスコーレの一つである。ただ、他のフォルケハイスコーレと違うのは、9ヶ月というフォルケハイスコーレにしては長い期間でFilm Productionという専門的なことを学ぶ点である。デンマーク人のクラスメイトに話を聞いてみると「他のフォルケハイスコーレは大学行く前のギャップイヤーに、ただの思い出作りとか、友達作りのために行くもので、ここみたいにみんな真面目に学びに来てないよ」と言っていた。実際に入学してみて思うのは、確かにフォルケハイスコーレというよりは専門学校みたいな感覚だ。それでもフォルケハイスコーレという教育システムの色は残していて、最初の1週間はオリエンテーションとして、寮対抗で映画に関するクイズ、アクテビティ、Shooting(映像撮影)ゲームがあったりする。2週間目にはコース説明があり、各コース(監督、カメラマン、演技、照明、ドキュメンタリー監督、音声、編集、制作、脚本)の説明があり、最初の学期でどの授業を選ぶかを決める。授業は全て英語で行われ、デンマーク学生が半分、インターナショナル学生が半分という割合になっている。

学校生活について

学校生活は日本の学校とは違い、かなり新鮮だ。寮ごとにグループ分けされて寮対抗のゲームがあったりするあたりは、小さい頃にみて憧れていたハリーポッターを彷彿させて、童心にかえって楽しんでしまった。寮での生活や授業の様子、学校の施設などについては追々書いていきたいと思う。

*質問等あればコメントください!その点について記事を書きたいと思います。

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