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「都会的なまち暮らし」と「昭和のおっさん&マイルドヤンキーの郊外暮らし」(後編)

いよいよ5月に入りました。
そして、いよいよGWに入りましたが、うちの場合は、サウナのお客さんが来るため、GWは働き日和です。サウナブームも去ったのかな〜と思っていますが、固定のサウナファンが増えたことは間違いなく、GWはサウナのお客さんが来るので、頑張って参りたいと思います。
合わせて、宿泊化の方も最終調整に向けて、準備中です。是非、オープンしましたら、皆さん、宿泊に来てくださいね。

 また、今月から新たにメンバーシップを解禁することになりました。「『村づくり』の仕事と暮らし」の中に今までの「スタンダードプラン」に加えて、「プラクティスプラン」も追加しました。ここでは、スタンダードプランの記事に加えて、毎月最終水曜日の夜にオンラインにて実践的なOJT型の訓練をしていくものです。実際に、どこかの地域の経営課題や地域資源を分析していき、それをベースにエリアビジョンを作成、実際にどんな事業を作っていくと良いのかを考えていくプログラムを毎月、訓練していくものです。 
 是非是非、ご参加ください。


 さて、本日のコラムをは前回の記事の続編となります。前回は有料でも公開しておりましたが、今回はメンバーシップ限定に記事となります。


 前回のコラムでは、都市が1970年代にスプロール化を始め、大きくなり郊外住宅地が開発され、都市構造が大きく変化したと説明しました。本日は「郊外での暮らし」「元々あった中心市街地での暮らし」についてコラムをまとめていきたいと思います。


「用途純化の郊外」と「ミクスドユースの中心市街地」

 下の図を見て分かる通り、地方中心都市の周辺部で元々は山林や田畑で生産地だったわけです。
 つまり、元々の都市圏の構造は「地方中心都市」と「街」が街道などで結ばれ、そこに沿線などが通り、地方中心都市がつくる都市圏の中で、それぞれを役割をになっていたわけです。
 そのため、街自体もきちんと街としての機能を持っており、用途純化された郊外住宅地と異なり、「ミクスドユース」な地域であるわけです。

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