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Googleマップ解説【元Googleが教える】MEO対策

今回はMUP水曜インスタライブの内容です.
毎週水曜22時から無料で見れるので,気になった人はぜひ↓

Google マップの集客方法についてのライブでした.

まず,Googleマップ15周年おめでとう!
アイコンやデザインが一新されましたよね.

さて,いきなり問題です.笑

2018年に 20万個増加し,18万個減ったもの

何か分かりますか?

答えは,

美容院の店舗数です.

飲食店も同じような感じらしいですね.
店舗ビジネスは立ててはつぶれを繰り返してる.

竹花さん曰く「何やってんだと」

「Google マップをただの地図だと思っているから,すぐ潰れんるんだと」

Googleマップ概要

・15歳
・アクティブユーザー数:10億人
・ユーザーからの情報提供:2千万件/日
・情報掲載店舗数:2億件

まあ,日本の人口と比べてもヤバイですよね.

人より店があるとぞ...笑

そして,Googleマップは

ナビゲーションではなく,体験を見つけるツールへ

と変化していっています.

このイノベーションを見る前にちょっと歴史を振り返りましょう

グーグルマップのない世界

1.人海戦術 (人が歩いてメモをとる)
2.アップデートの限界 (どんどん道や建物が変わってく)
3.高い利用料 (そりゃ人件費半端ない)

こんな時に,ラリーペイジさん(共同創業者,元CEO)たちは気付きました.

グーグル検索20%が”ローカル情報”だったということ.

言われてみれば,「場所と目的」検索することってよくありますよね.

だから,マップ事業をやるしかないと

実はGoogle マップの初期メンバーは20人からだったみたいです.

当然,今までのような人海戦術では不可能.

よって以下のような仕組みを作りあげます.

1.収集 ストリートビューカー (車にカメラつけて回る)
2.統合 写真取り込み,地図への統合を自動化 (衛星と通信して地図作成)
3.更新 画像認識で変わった箇所を自動認識で検出して反映 

Googleで一番優秀なエンジニアはGEOチームに集まっています.
つまり,一番力を入れているわけですね.


<なぜ,みんながGoogle マップを使うか?>

答えはPOI(Point Of Interest)があるからです.

POI

地図×情報
地図上の店舗・施設に情報を組み込む

みなさんも,飲食店を調べるとき,Google マップのMEOで情報を取得しますよね.↓

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<地図の使い方の変化>

カーナビ → モバイル

車に乗っているとGoogle マップでは,渋滞状況がよく出てきます.

こんなことなぜ,できるのか?

Googleは端末を持っているからです.みんなの位置情報とそのスピードを見れるんですね!

すなわち,アンドロイド端末の通った位置情報をとって,渋滞状況を把握後,Google マップに表示というプロセスです.

このように1日2000万件 ユーザーからの情報提供がされています.


店舗ビジネスになぜMEOが欠かせないのか?

もしあなたが店舗のオーナーだとします.

情報サイトに載せとけば大丈夫だろうと考えていたら,今の時代すぐ潰れてしまうんじゃないでしょうか?

ぐるなび:経常利益 -73%
食べログ:売上UPだが,利用者が2300万減少.

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でも,飲食店を探す人がすぐ減るわけないですよね.どこに移ったか?

さすがにもうお分かりだと思いますが...笑

情報サイトの検索から,より手軽で信頼のおけるサイトにうつるわけです.

それはもちろんGoogle マップですね

オークションマーケティングからクオリティマーケティングへ

これは僕の記事ではもう何回も書いています.

だから店舗をもつビジネスをするなら,必ずMEO対策をすることです.

世の中の店舗ビジネス事業者は専門スキルを高めることに注意が行き過ぎです.

飯をうまくするより,MEO
髪切りがうまくなるより,MEO

お客様がこなければ,その技術,なんの意味があるんですか?


では,実際どれだけMEO対策が重要か・どんな風に対策するかを見ていきます.

MEOの重要性&MEO対策

エリアと業界(渋谷 美容院)で検索する人の74%はSEOではなく,MEOを見ます.

すなわち,サイトではなくGoogle マップで見るわけです.

またのこの人たちは,今日明日,店舗に行きたいわけです.目的意識がはっきりしています.

それを獲得せずに誰を獲得するのか?

わからない人たちは”ぐるなび”だけを使ってください.(ぐるなびの全てが悪いわけではなく,MEOが無料かつ超効果的なのにやらない意味がないという事です)

さて,最後にMEO対策の概要をちょこっと

MEOの表示準備は1位になると良さそうですよね.

でも実は10位以内でいいんです.MEOはSEOと違い,必ず比較するためです.だからいきなり一番上のお店がいい!とはならないです.

(SEOはせいぜい1,2,3位の3ページくらいしか見ないですよね)

対策の優先度

・登録情報
・比較対策
・ランキング順位

これらをより良いものにするにはどうすればいいか↓

・被リンクを増やして,信頼される.(カテゴリ別)
・キーワード
・HPのアクセスを多く,滞在を長く
・評価・レビュー
・日々のアップデート(投稿)←Googleは古い情報を嫌う

MEOの分析方法

1.エリア分析 kwごとの検索回数を調べる
2.競合分析 競合の状態,比較されて負けないか?
3.KW分析 kwがビッグすぎないか?ミドルを狙う
 「青山 カフェ」より「青山 おしゃれカフェ」など

以上です.

あくまで概要でした.この分析などをしっかりやっているのがマーケティング会社ですね.

これからGoogle マップはARの導入等どんどん進化していき,どんどん人に使われていくと思われます.

いち利用者としては楽しみですが,逆にGoogle マップを使える・理解する必要性もあるのではないでしょうか?

ここまで読んでいただきありがとうございました!



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