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40代の働き方について:新たな挑戦と成長のステージ

こんにちは、ふみりまです。

今の会社に勤め続けて今年で23年目になります。
新入社員の時は早く仕事を覚えたい一心でただひたすらがむしゃらに頑張ってきた頃がとても懐かしいです。
仕事が終わると毎日のように上司や同僚に飲みに連れて行かれて、今後の会社のビジョンやロマンについて熱く語り合っていました。
23年の中で苦楽を共にしてきた仲間と別れたり、仕事の中で嬉しかった事、辛い思い、悔しい思い、様々な場面があり経験してきました。

今年で45歳を迎えて50代が近づくにつれて働き方を改めて執筆してみました。

40代といえば、20代や30代と比べて中間管理職の立場に立つことが多くなり、部下を育てる役割や会社の利益を考える責任、さらには顧客満足を追求する立場に置かれることが増えます。上司への提案や命令をかみ砕いて部下に指示を出すといった、いわゆる「橋渡し役」としての役割も重要です。20代や30代の頃のように、ただがむしゃらに頑張るだけでは通用しない時期に突入します。

変化の必要性:新たな視点と戦略の導入

40代になると、20代や30代の延長線上でただ仕事をこなすだけではなく、新しい視点や戦略を取り入れる必要があります。いわゆる「空中戦」を行う能力が求められます。これは、これまでの経験や知識を活かしつつも、従来の方法にとらわれずに柔軟に対応することが重要であることを意味します。

例えば、営業職のAさんは20代、30代の頃は新規顧客の獲得に奔走し、毎月の売上目標を達成するためにがむしゃらに働いていました。しかし、40代になりチームリーダーとしての役割を任されるようになると、単なる売上の追求だけでなく、チーム全体の目標達成を考える必要が出てきました。そこで、Aさんは新たな営業戦略を導入し、データ分析を活用して顧客のニーズをより的確に把握する方法を学びました。これにより、チーム全体のパフォーマンスが向上し、結果的に売上も増加しました。

職人からリーダーへの転換

もちろん、20代や30代の延長線上で職人的にスキルを磨き続ける道もありますが、それだけでは思考停止に陥るリスクがあります。40代、50代になった時に、体力やセンスが衰えてもなお、延長戦のような仕事に埋没してしまう可能性が高いのです。

Bさんは製造業で長年働いてきました。20代、30代の頃は機械操作のスキルを磨き、卓越した技術を持つ職人として評価されていました。しかし、40代になり、技術部門の管理職として任命されたBさんは、自分の技術だけではなく、部下のスキル向上や新しい製造技術の導入にも力を入れるようになりました。これにより、Bさんは組織全体の生産性を向上させることができ、自分自身も新しい分野での成長を実感することができました。

新しい挑戦の重要性

そのため、40代のうちに変化を受け入れ、新しい挑戦を積極的に行うことが重要です。体力もセンスもまだまだ健在なこの時期に、他の人がやらないことに挑戦し、自分自身の限界を広げることが求められます。具体的には、以下のような取り組みが考えられます。

1. 新しいスキルの習得

これまでの業務経験を基に、新しい技術や知識を学び続けることが重要です。例えば、デジタルスキルやプロジェクトマネジメントのスキルを磨くことが挙げられます。Cさんは40代になり、IT部門のリーダーとしてクラウド技術の導入を進めました。これにより、社内のITインフラが大幅に改善され、業務効率が飛躍的に向上しました。

2. リーダーシップの強化

部下を育てるためのリーダーシップスキルを強化することも重要です。コミュニケーション能力やコーチングスキルを高め、チームのパフォーマンスを最大化することが求められます。Dさんは営業チームのリーダーとして、定期的に部下との1対1のミーティングを行い、フィードバックを提供することでチーム全体の士気を高めました。

3. 戦略的思考の養成

会社全体の戦略を理解し、自分の部門やチームにどのように適用するかを考える能力が必要です。市場の変化や競争環境を分析し、柔軟に対応するための戦略的思考を養成します。Eさんはマーケティング部門の責任者として、新しいマーケットの開拓に向けた戦略を立案し、成功を収めました。

4. ワークライフバランスの見直し

体力の衰えを感じ始める40代では、健康管理やストレスマネジメントも重要な課題です。バランスの取れた生活を送ることで、仕事のパフォーマンスを維持することができます。Fさんは毎朝のランニングを習慣にし、健康を維持することで仕事にも集中力を持って取り組むことができました。

5. ネットワーキングの強化

他の業界や企業とのネットワーキングを強化することで、新しいビジネスチャンスやアイデアを得ることができます。人脈を広げることで、自分の視野も広がります。Gさんは業界のカンファレンスに積極的に参加し、多くの有識者と交流することで、自社のビジネスに新たなインスピレーションを得ました。

新しいステージへの挑戦

40代は、単なる延長戦ではなく、全く新しいステージへの挑戦の時期です。これまでの経験を活かしつつも、新しい分野や方法に挑戦し続けることで、思考停止を避け、自己成長を遂げることができます。会社にとっても自分にとっても価値のある存在であり続けるために、積極的に変化を受け入れ、新しい挑戦に立ち向かいましょう。

結論

40代の働き方は、これまでのキャリアの集大成であり、新たな挑戦の始まりでもあります。変化を恐れずに新しいスキルや知識を習得し、リーダーシップを強化し、戦略的思考を養い、ワークライフバランスを見直し、ネットワーキングを強化することで、さらなる成長と成功を目指しましょう。40代のあなたが輝き続けるために、今こそ新しい一歩を踏み出す時です。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
また、お会いできる日を楽しみにしております。


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