8月の日々

朝起きると大体目が乾いている。
朝イチの最初のまばたきがとってもいづい。

いづいとは、しっくりこない、きもちわるい、やりづらい、本来あるべき状態からちょっとズレてる、みたいな感覚をあらわす方言だ。

いづい目を必死に閉じたり開けたりして、毎日必死で起きた。前日に寝る直前までケータイ見すぎた日、クーラーつけっぱなしで寝た時、そういう時に迎える朝がいづい。あとはシンプルに半目を開けて寝ているんだと思う。誰かに指摘されたことがあったような気がする。なんで半目で寝てしまうんだろう。無意識だから仕方ないのか。これを書き終えたら調べてみよう。

8月があっという間にすぎていくので、覚えていることを書こうと思う。

仕事、なんとかしなきゃいけないこと、やりたいことがたくさんある。ほぼ一つのことにかかりきっきりで、ほかのことが何も進まない。時は待ってくれない。明日やろうはバカ野郎って誰が最初に言ったんだろう。うまいこと言う〜。明日仕切り直そう。

8/17
気仙沼には映画館がない。だから映画を見る機会もめっきり減った。観たい映画があると、車を1-2時間走らせて映画館のある町へ行く。この日は利府のイオンシネマでインサイドヘッド2を観た。泣く。感情たちがライリーを大好きで大事に思っていることに泣く。周りの人全員誘ってもう一度観たいくらいハマった。

8/18
お隣の陸前高田市にある泊まれる古本屋「山猫堂」でイベントに参加。友人ふたりがつくった写真集の出版記念で、トークセッションと1年後の自分に送る手紙を書くワークショップをした。私は漁師兼編集者の友人と一緒にインタビュアー的な役割で呼んでもらった。お客さんは知った顔が多くて、会いたいけどなかなか会うタイミングをつくっていなかった人やかなり久しぶりに会えた人もいて再会を喜んだ。しかも気仙沼で来て欲しいと思っていた子2人が来てくれた上に、イベントの担当が妹だったので、良し悪しは置いておいてかなり身内感強くて楽しかった。写真集をつくったふたりがかっこいい。キラキラとして見える。いいなぁ。私も自分が読みたいと思える本をつくりたい。山猫堂さん、おふたり、呼んでくれてありがとう！

うれP

8/19
海を見たり、びしょびしょになるまで遊んだり、カラースプレーがたっぷりかかったチョコサンデーを食べたり、また海を見たり。自由におもいついたことをした。贅沢な休みだった。

職場の人の誕生日祝いにこれまで撮った素材を集めて動画をつくった。素材を集めながら、こうしてみると人って変化するものだなと思う。1年あれば見た目も変わるし、中身も変わるもんだ。

まこりんのおにぎり屋ラストの日でもあった。私からは元気な色のお花をプレゼント。喜んでくれていた。大盛況だったようで何より！新たな門出、おめでとう！

暑い日がフェードアウトしている気がする。
涼しくなってきた。もう夏が終わるのかなぁ。