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「ちゃんと終わらせる」難しさ

これもずいぶん前…2021年に書きとめたものですね。
別れの難しさについて考えていたら、難しすぎていったん保留にしていたものです。

すべては芸人の解散から始まった

会見番組の評判を聞くだけでも、ハードな別れ話だなあと思った。
ちゃんとコンビを閉じるという決断、心労いかほどかと推察します。
好きだからこそ許せないとか、好きだからもうそんな姿見たくないとか、矛盾が多発するのが人間関係。

今回は人間関係の「終わらせる」について広範に書きたかった。
のですが、気づけば恋愛中心になってしまいました。
答えを書いているわけではなく、自分の経験を振り返っているだけのnoteです。

私自身は振ったり振られたりの中で、けして良い終わり方をしたことがないので、自省と、最後に謎の予防策(?)をまとめています。

まずは振り返ろう

これまでを振り返ると、別れてから友人に戻ることはほとんどない。
相手が結婚して一生会わないことが確定するとき、あんな一緒にいたのにね〜花は散るらむ〜などと風情を感じて和歌が詠めそうなくらい縁が切れるタイプ。

学生の時、新宿駅で「いい加減別れ話をしよう」→「え、そもそも付き合ってた?」とすっとぼけを食らって口論になり、別れ話もくそもなかったあの日。
後日、それほど仲良くない友人から「あの日新宿駅にいなかった?近づいたんだけど気づかれなかった」と言われて身震いした懐かしい思い出。

「絶対また付き合ってよ!」と熱く想いを伝えた1か月後、私は他の人と付き合っていました(は?)

というように、恥を重ねて、勢いで生きてきました。

「ちゃんと終わらせる」気が、二人ともにあるのか

振られる側は悔いのないよう、別れ話の時に想いを伝えたほうが良いかも

振る側というか、事の発端を起こした側は、結構怠惰で適当になる傾向がある。
最後までエネルギー使って相手と向き合うのって、すごく疲れますからね。
私も逃げたこともあって、相手を傷つけまくる方法をとっていたので、、気持ちはわかる。

二人ともが「ちゃんと終わらせよう」と思わない限り、一方は適当で、一方は納得できず引きずってしまう。

相手の言い分がなんであれ、自分の気持ちは素直に伝えて、伝えきってもいいかもなと思います。
もう二度と会わない可能性が高い相手なので。
ダサくても弱くても、自分自身のために相手に気持ちを伝えきってもいいかも。そうしたら、案外すぐ前を向けるかも。

あのこと言えなかったな、、と後から連絡をとると、妙な関係になることもありえるので気をつける。

そもそも、「納得」したいか?

これも非常に重要なこと。納得とは、どこまでを知りたいのか。

すべてなのか?
すべてを知って、納得できるのか?

私はあまり納得できるタイプではありません。

仮に相手が理由を教えてくれたとして、「やっぱあの時のあれか、、心当たりある、、」だったらいいのですが、
「そっか私に魅力がないのね!ははは!次行こう!」とはならないです。ズタボロです。

全てを知ることは、時に、自分を犠牲にして真理の扉を開くことになると思います。

納得したくて何度も聞いて、何種類も返答を頂いたことがあって、ま〜〜そのまま受け取っちゃって、自信無くしました。

一番近くにいた人の厳しい返答って、凶器のように突き刺さります。
そこまでしたいかどうかは、自分と確認した方がいいと思います。

ただし、こういう時は、何故かとことん傷つきたいという気持ちや、最後まで知りたいという探究心が理性を上回ることがあると思うので、不完全燃焼になるよりは、突き進んでもいいかも。

さて別れたとして

別れた後にしれっと連絡してみると、恋人じゃない感じのきちんとした返しがきて、予想外にめちゃくちゃ傷つくことがある。

逆に、別れた後なのに妙な良い雰囲気を出してくる場合は注意。遊びとして使われるか、あるいは本当に元サヤに戻れる可能性もわずかにある。

でも、なんとなく勢いで戻るのではなく、話し合いや自己分析は絶対に必要。周りの人の意見も聞いたほうがいいです。

連絡断ち事前予防策

相手が逃げないように(?)こちらができる策もありますね。

複数の連絡方法を確保しておく
LINE、電話、SNS、住所、勤務先、実家
特にSNSは、ちゃんと使っているならログイン状況がわかるので連絡が途絶えたときに便利

共通の友人をつくる
できる範囲でお互いに紹介しておく。連絡先やSNSの交流があるとなお良し

合鍵をもらう
これがある限り、別れ話は対面でせざるを得ない、かも。事件や病気の時にも便利

スケジュールを共有しておく
相手の更新が途絶えればそれまでだが、何となくの行動範囲が予測可能。便利な一方で劇薬。

編集後記

予防策まで考えていて、我ながら末恐ろしい……
泥沼に転んでもただじゃ起きないわよ。そうやってサバイブしてきたのです。

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