見出し画像

言語化の習慣をつけると、時間の密度が上がり、伝える力も増して良いことだらけ。

昨日、今日と取材が続き、スイーツの取材でお越しくださったんですが、インタビューの中でなぜ地方の本当に田舎で、こうした事業をやっているのかを問われますので、すべてお話すると

大抵の方が非常にびっくりされて、小値賀さんっておもしろい!って言っていただきます。

私の中では普通なんですけども。 びっくりされてびっくり、みたいな。笑

画像1

今日は長崎新聞の別紙への取材でしたが、後日改めて、本誌の記者を連れてきます、小値賀さんやfirandoは本誌の記事で紹介した方が良い、とまた、次の企画が動いていきそうです。 

さて、取材が続く中で、今日みなさんにシェアしたいのは『言語化』について。

起業は本当に様々な学びを、どの瞬間にも与えてくれました。

その中でも度々感じるのが、『言語化』の重要性です。

 

『言語』

日常で当たり前に使っているものですが、これを一貫性を持って、意図して使うことの大事さと、また同時に未熟さも認識する日々です。

こういう言い方は良くなかった、伝えたいことはこうじゃなかった、相手に対する配慮や想像力が足りてなかった、と反省することも本当に多々。 

だけども、それでも恐れずに言語化していくことは、起業して以降訓練して身につけたスキルです。

なぜ、言語化が重要なのか?

ひとつは、行動の目的を明確にするため。これは自分に矢印を向けた意味で捉えてください。

今、自分が起こした行動が、何を目的とし、その行動の結果、どういう事象が起こるのか、予め仮説を立て検証するために、言語化します。

ここで言語化するひとつのポイントは【問いを立てる】ことです。自分に問いを投げかけます。自問自答の日々ですよね。笑


例えば、昨日シェアした地方資産ブランディングのスライドは

『どうしたら平戸島の魅力を日本全国に、あるいは海外にも発信していけるんだろう?』

『持続可能で、長期的に愛される、どことも競合しない独自性のあるブランドを作るには?』

という、問いを自分に投げかけて、様々な取り組みをした結果、導きだした体系化です。

課題設定思考、とも言います。自分に課題を投げかけると、脳は問いに必ず答えようと働くので、まずは問いを立てる習慣から始めるのがおススメ。


でも私自身、最初は小さなことから始めました。例えばこれ欲しいな、と自分がなんとなく選んだものに対して『なんでこれを私は選んだの?』とか。

なぜ、買いたいと思った?配置?ディスプレイ?色?価格?商品名?パッケージ?何に反応した?ほかのお客様は何をカゴに入れてる?この売り場で売れてるものは?お客様はどんな人?って、どんどん派生して細かく観察します。笑

問いを立てると、連動してアンテナが反応するようになるんですよね。

これが普通になると、今自分が起こす行動が何のためか、認識した上で動けるようになります。

何をやっていいかわからない、とか、やっている事の目的がわからない、みたいな曖昧さがなくなってきて、時間の密度が濃くなります。また、目的が分かっているから準備の精度も上がるので、結果的に成果も良くなってくるんです。

画像2

(写真は言葉いらず。その分また奥深いけど笑)


次は、受け取り手の視点に立った場合の良さに

人に伝える力が増す、という効果があります。

言葉の曖昧さが抜けて、明確な意志を宿すので、結果的に伝わる力が増す、という循環ですね。

ブランド作りや、モノづくり、商品の魅力をお客様に伝える中で、この言葉に宿すエネルギーが弱いと、やっぱり伝わりません。

伝える側が、伝えたいメッセージを明確に持たずに、受け取ってください、というのは無理な話です。

また、お客様のニーズを傾聴する中でも、何を聞きたいかを持っていなければ、お客様のご要望を聞き出すこともできないので、ブラッシュアップができにくいですよね。


と、毎日更新って思うと、ざっくりした感じになりますが笑

言語化の習慣をつけると、常にどの瞬間にも脳が勝手に気づきを拾ってくれて、じゃそれをどう反映しようか?って思考もセットに動き出すようになるのでおすすめです^ ^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?