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かなしみは新しい愛を育てる

\ かなしみは新しい愛を育てる /

僕たちの悲しみは千差万別で
つねに誰かと全く一緒
ということはない。

でも
悲しみは共有できる。

同じものがないからこそ
悲しみと悲しみが
響きあい、美しくなる。

ひとり悲しむとき
人は時空をこえて
広く、深く他者とつながる。

誰かを愛することは
同時に悲しみを育てることだと
感じたかもしれない。

たしかに誰かを愛することは
必ずなくなってしまう運命を抱える。

人は誰しも別れることになってしまう。

そうなったとき
僕たちはどのように解釈して
前を向いて歩いていくのか。

悲しいのは
悲しみだけじゃない。

それはつまり
愛することであり
美しいことだ。
光を放っている。

あなたが悲しみを感じているとき。
それは僕も悲しみを
感じているかもしれない。

何かを想うとき。
僕も同じように
何かを想っているのかもしれない。

孤独は人と人をつなげ、
新たなつながりを見つけてくれる。

それは新しく愛を育てる
ということに他ならない。

▶︎▶︎▶︎

2022年12月5日放送
窪田望さんのVoicy
『窪田望の「望むトコロだ」』より

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