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鶏レバー、臭くて臭くてなんとやら

お昼のお弁当用に鶏レバーを炒めたところ、台所が異臭騒ぎになった。

いくら消臭しても染み付いて離れないぜ、グフフ、と言わんばかり、血生臭い。え、なにこれどうしたの?こんな臭かったっけ。

今までも鶏レバーなんて、数え切れないほど食べてきたはず。異臭に見舞われたのは今日が始めて。何が起きたんだ。

臭み取りもしたはずなのになぜ……。

時間が経っても変わらない異臭

しばらくすれば落ち着くでしょ、とお弁当にレバーを入れたのが間違いだった。

待ちに待った昼ごはん、弁当箱を開けると

ああああああの異臭が!!!!!!

口の中に広がるレバーのなんともいえないスモーキーな香り……。完全に油断していた。こんなお昼ご飯、もう捨てたい。

なんだこれ。本当ならウハウハお昼タイムだったはずなのに。



そして1日の業務を終え、帰宅。
弁当箱を洗おうと覚悟して、そっと開ける。

やっぱりいいいいあの臭いだあああ!本当にもう無理。

1日中、鶏レバーの異臭に包まれて過ごしてしまったのだった。つらすぎる。

理由はなんと、火の通し加減だった

普段と何1つ変わらないはずなのに、ここまでしつこい臭い。

思い当たるのは、いつもと違うスーパーで買ったこと。

まさか、スーパーのせいか?

一瞬疑ってしまった、危ない危ない。


まあこんなときはGoogle先生に聞いてみよう。
携帯を手に取り、「鶏レバー 臭い 原因」と打ち込み検索ボタンを押す。

すると、衝撃の事実が発覚した。

レバーは85℃以上で加熱しすぎると、細胞膜のアラキドン酸と鉄が反応し、独特の臭みを発してしまいます。火の通しすぎを防ぐために、お野菜とは別に調理し、最後に調味料と一緒にさっと絡めて仕上げるのがポイントです。
ぐるなび みんなのごはん。HP より

……は?レバーって加熱しすぎちゃダメだったの?
30年も生きてきて衝撃の事実。

過去の料理を振り返ってみると、たしかにレバニラのような炒めものより、煮付ける方が多かった。だから、たまたま85℃以上になっていなかったのかもしれない。

食中毒になりそうなイメージから火を通そう!とばかり思っていたけど、こんな罠があるとは。

さらに、調べてみると、60〜70℃台で低温調理という技があるらしい。
食中毒に気をつける必要はあるけど、低温調理するとパサパサしないで食べられるのだとか。

ちょっと今度試してみようと思う。美味しそうだ。(低温すぎるとそれはそれで食中毒の危険があるので、あくまで自己責任でお願いします)

本当に痛い目にあったので、次回からは85℃以上で調理しないぞ。それはそれで難しい気がするが。

皆さんも、鶏レバー調理はNO MORE 85℃!(英語苦手なくせに使いたがり)



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