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日記:大人数の場での疎外感

先日、中学時代の同級生と会ってきた。

その数、なんと15人。
地元ではなく、いつもつながりのあるメンバーじゃないのにどうやって集めてきたんや……。すごいよね、ありがとう幹事。

で、そういう場に行くと感じる、ちょっとした疎外感。少しチクリとくる。

来ていたメンバーは、ほとんどが既婚者で、子どもの話をしたり、地元の親同士の話をしたり。

私は、学生時代も、仕事も、結婚もつまづいてきた人間なので、みんなが眩しい。親も外へのつながりを求める人間じゃなかったので、親同士のつながり、みたいな話もない。

結果、地元のズブズブ感がやっぱり合わなかったんだな…と再確認することになった。寂しいことだけど、合わないものは合わないのだからしょうがない。

「大人数の中の方が孤独を感じる」そんなことを書いている小説があった気がするんだけど、あれはなんだったかな。

(バツイチって呼び方、今さらだけどやだよね。たまにマルイチとか言ってる人もいるが、ポップすぎてもっと客観的かつ冷静な呼び方がほしい)


でも、悪いことばかりでもない。

当時、尖っていた人たちは丸くなっていて(笑)話したことがない人とも話せた。前なら、違う世界の人、で終わっていたから、壁をひとつ壊せた。

知ってた、知ってたんだけど、みんないい人。そもそもいい人悪い人ってのも私の主観でしかなくて、相性の良し悪しともまた違うのがややこしいところではあるんだけど。


それに、私がやっている司書の仕事は、実際何をやっているのか知らない人が多い。だから、仕事の話をすると、「すごいね」って言われたり、「あー昔から本好きだったよね」って納得される。

仕事はもはや日常と化している。こうやって言われるのは新鮮で、ちょっと嬉しい。

畑違いの仕事の話を聞くのも、おもしろくて好き。

業界が違うと全然働き方も違うんだな。男性陣は特に転勤が多くて大変だな。ていうか、会社の一存で転勤しなきゃいけないって、時代遅れのシステムだよなあ。

話を聞いてぼんやり考えてたら、周りの会話に全然追いつけなくなった。

20年を経て再開した人たちの価値観やノリがまったくわからなくて、頭フル回転しながらの会話は楽しいけど疲れた。

あの頃が戻ってきた、とは違う感覚。(むしろあの頃は戻ってきてほしくない)

6人くらいなら大丈夫なんだけども、大人数の場はやっぱり苦手だ。あれ、またネガティブなことに戻ってしまった。

まあでも、とにかく、みんながあんまり変わってなくて、うれしかった。おしまい。

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