「家賃を払いたくない」強い思い
僕のヒモ状態に対し『家事をやるなら主夫なのでは?』と指摘されることがあります。 う〜ん。どうなんでしょうね。
ショッピングモールに行けば彼女から『何か買ってあげようか?』と頻繁に言われますし、外食のお会計時にも僕はボケっとさせてもらっています。 (お会計時に僕がやることといえばカードの決済音『ワォン』や『シャリーン』を口真似する ことくらいです)
「ヒモ」には、何か”ズルさ”や”不当に得をしている”といったイメージも含まれていると思うので、家事をやっていたとしても、やっぱり僕に関しては「ヒモ」の方がしっくりくる気 もします。
僕が『不当に得をしている!』と強く思うのは、月々の家賃(衣/食/住の”住”に掛かるお金)がパス出来ていることです。
自分の物にならないのに”毎月”掛かってくる賃貸の家賃は考えるだけで嫌になってしまいま す。仮に頑張って戸建て、マンションを買うとしても......ウン 10 年のローンの縛りが発生す る上、購入するからにはその土地に縛り付けられてしまうことにもなります。 (莫大なお金があれば話も変わってきますが......)
僕が今のような寄生生活を送っている理由には、『同じところに同じ時間にいく会社勤めがイヤ』なことが大きなモチベーションとしてあるので、「会社勤め」・「お金」・「時間」全てに縛りが加えられてしまうことは......僕にとっては最悪なことばかりなのです。
なので、まっったく苦に思わない家事をすることで(取り敢えずでも)雨風凌げる屋根壁が手に入れることが出来ることは僕にとってはこの上ないラッキーなこと。なん呼ばれようと自分のことが『不当に得をしているヒモ』に思えるのです。
そもそも「主夫(主婦)」は呼び方に性別が含まれている意味も分かりません。 家事なんて(誰かと同居している場合)やれる方がやれば良いだけの話なので、なぜそこまで 性別に固執するのかも謎に思っています。
まぁ正直呼び方はなんでも良いんですけどね。
僕は「プロヒモ」なんて称されているわけですが、何ですか「プロヒモ」って......? 勢いだけの言葉じゃないですか。 何を持って”プロ”なのか......後付けで今めちゃくちゃ定義を勘案しています。
少なくともヒモ生活が本当に書籍化されて 1 円でも印税が入れば”プロ”なのかもしれない ですね。おわり。
飼い主の彼女からの一言
ふみくんは主夫と呼ばれることに対して拒否反応を示します。きっと「ヒモである特別な自分」に酔っています。
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