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#1/自分でできる!生活スキルが身につく時期に褒めるABAがおススメなワケ

『行動を褒める』

赤ちゃんの頃なら
いいうんちが出たね
たくさんねんねしたね

幼稚園児なら
逆上がりできるようになったね!
ひらがないっぱい書けたね!

たくさんお子さんを褒めていますよね。素晴らしいです。 

もしくは、赤ちゃんの時はたくさん褒めてたけど、幼稚園児にもなると何でもできて当たり前に感じ、褒める機会が減ったなと思いましたか?

『出来たこと、結果を褒めて育てられた子どもは、出来ないと評価されない・出来る子にならなくてはいけないと思い込み、自己肯定感の低い子どもになる』

といったご意見もあります。 

つまり、出来たこと、結果や成果にばかり目を向けず、結果がどうであれ挑戦したことを、努力したことを褒めるというニュアンスだと思います。

特に学童期になると、頑張ったからといって必ず百点取れるとは限らないですからね。

反論ではありませんが、幼児期~小学生のうちは出来た行動を褒めていいと思います。

なぜなら、基本的な生活習慣や生活スキルを獲得する時期だからこそ、戦略的と言わるかもしれませんが、身につけさせたい行動を褒めてあげてほしいのです。 

『身につけさせたい行動を褒める』

お絵かきして上手にかけたから褒めるわけではないですよね。

でもお子さんに絵を見せられたら、こういう時は褒めるんだっけ?
と、とっさに「あら、上手に描けたねー」とワンパターンに言いがちではないでしょうか?

こういう時は…

描かれている事をそのまま言葉にして「会話」してください。

大きい顔がパパで赤い顔がママ?ポチとタマもたくさんかいたのね!

青色でかいたんだね。青が好きなの?素敵な色だね。

いや実際は、母はかなり想像力が必要です。(笑)
ジョーズネーと言っておいた方が楽なのはここだけの話ということで。。

身につけさせたい行動を褒める場合は…

一人で集中してかいていたね。お絵描きが好きなんだね!

ママがお料理している間に3枚もかいたのね!楽しかったね!

絵を見せてくれてありがとう。またかけたら見せてね。

このお母さんは、お料理している間は一人で上手に遊んで過ごして欲しいと思っています。
そりゃそうだ(笑)

行動を褒めながら、身につけてほしいと思うことを暗に指示しているので、まさに戦略的です。

新しい習慣・新しい生活スキルを身につけさせたいから行動を褒めるのですです。

乳幼児ならスプーンやフォークを使って食べたり、着替えやトイトレなどが思い浮かびますね。 

幼稚園や小学校に行くようになると、必要なスキルはどんどん増えます。

制服を着替えたり、カバンやランドセルを決まった場所に置いたり片づけたり、先生に挨拶したり、友達と順番に並んで道具を使ったり。

身につけさせたい行動を設定する

子どもがその行動をする

(偶然でも、大人がやらせたとしても)褒める

”行動を褒めるとき”に限らず、親子の関わりのなかで、お母さんお父さんの笑顔と褒め言葉は絶大です。

この行動をするとママやパパの笑顔が見られるんだ

これが行動の原動力になるのですから、親子の絆ってすごいのです。

言葉と一緒にあたまや背中を撫でたり、触ってあげたり、ハグやスキンシップだったり、お子さんが嬉しくなるように褒めてくださいね。

#2食事編もお楽しみに♪
少しでも子育てのヒントになれば、お読みになった方がクスっと笑ってくだされば幸いです。

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