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雨の灯り

雨の日の過ごし方についてnoteで募集していたので、書いてみよう。

私は雨が好き。それは家で過ごすことへの肯定感が自然と得られているような感覚があって、インドアの私はそれでもいんだよ、と言われている気がして落ち着くから。そして一番の理由は雨の日の家の灯りが好きだから。

うちのキッチンは普段もそんなに日光が入らなくて、明るい時間なんて晴れた朝の数時間だけだ。だけど雨の日ならではの暗さが、うちの光の入らないキッチンを、特別にきれいに見せてくれる。これは、照明の力が大きい。家具屋に勤めた経験から言えるのだが、照明は家の雰囲気を作るのにすごく大事だ。よく言われることだが、日本の賃貸に備付られているシーリング(天井に付いている備え付け照明のこと)は蛍光灯色で真っ白だ。この、『真っ白』がいけ好かない。これを、黄色い色で電球色というものに変えるだけで本当に部屋は変わる。だから、部屋をちょっと雰囲気変えたい、とかインテリアどうしようか悩んだら、ソファより、カーテンより、ダイニングテーブルよりも、まずは照明を変えてみるといい。なんか、いい感じ。すぐになる。セールストークは『料理も美味しく見えますよ』です。笑 とまあ、照明について書いてみたけど、その照明なる技がうちの灯りを作ってくれているよ、という話です。この家に引っ越しすぐ、ガラスシェードの照明を買った。

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ガラスは光を通して、ワット数よりも明るく感じるのと、その透ける様がいいんです!おおやぶみよさんという、沖縄ガラスの作家さんのもの。かっちりし過ぎていない所、ガラスの色味、全てが欲しかった感じで即決だった。

雨の日はこの灯りのもとで好きな珈琲を淹れ、本を読むのが大好きな時間だ。料理していても、掃除していても、ふとこの灯りに目がいって。我ながらいい部屋だなと浸るのがまたいいんだよなぁ〜家の中でうっとりするって、そういう場所があるっていうのはとても良いことだと思う。ますますインドアに拍車かかるのも、この灯りのせい。

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