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俺のものは、俺のもの!!強い縄張り意識の話 | HSPの日常

安心安全北海道産のパンケーキミックス、最高。
どうも、私です。

今回は、縄張り意識の話です。
HSPの気質が関係しているかは分かりませんが、
ここの価値観が大きくズレている人とは友達になれません。

人に物を貸せない、それはケチではなかった。

小さいころから、人に物を貸すのが嫌いでした。
ちょっと貸して」という言葉が一番イヤ。

あまりに貸したくないので、持ってないふりをよくしていました。
それは私が心の狭いケチな人間だから、と大人になるまで思っていたのですが、どうやらそうではなさそうです。

例えばティッシュ、ガムやアメ、返さなくていい小銭などの消えてなくなるもの、それこそ手を貸す知恵を貸すことは、どうぞどうぞと惜しみなく提供できるのです。
それが、文房具、本、日用品となると、途端にイヤになります。

これはどういうことか?

自分なりの使用・保管ルールがあるものはNG

例えば消しゴムをクラスメイトに貸したとします。
私は定期的に消しゴムの汚れをとって、白い状態に整えていました。
「ちょっと貸して!」と借りたクラスメイトはそんなこと知ったこっちゃないので、普通に使って黒い消しゴムを返してきます。

水性ペンのペン先はつぶれやすいので、力加減を気にしながらつぶさないように使っていました。
「ちょっと貸して」と借りたクラスメイトは、自由な筆圧で私が守ってきた尖ったペン先をちょっと潰して返してきます。

漫画が大好きな私は、本棚に1巻から順番にきれいに並べ、帯も挟まっていた広告もそのまま保管しています。
「読みたいから貸して!」と借りた人は、何がどうなったか帯がビリビリになったり紛失していたり、カバーがずれて角がつぶれたりした状態で返してきます。

悪気はない、価値観の問題です。

私は、貸し借りによって生じる自分が守ってきた品質(大げさですが)を落とされるのが我慢ならないのです。
もちろんきれいに使ってきれいに返してくれる人の方が多いとは思いますが、そっちが多いとかどうとかいう話ではないのです。

私以外の人間に1%でもガサツな人が含まれているのであれば、「人に貸したくない」のです。

家族にすら貸せない苦しみ

家族なら別だろう、同じ家に住んでるんだぜ?
と思ったかもしれませんが、これも結構厳しいです。

何度か書いていますがうちの母は大らかな人間です。
父はしっかりしてますが、忘れっぽいところがあります。

何かを貸すと、50%くらいの割合で返ってこない。
そりゃそうです、家族から借りて使ったものを、家の中に置いておいてるんですから、「返す・返さない」という意識すら持ってません。
普通の人からしたら、それは貸し借りですらない状態です。

でも私は、貸したものがなかなか返ってこないと
「まだ使ってるのかな…?」
「どっかに置き忘れてなくしてないよね?」
と、自分の手から離れた物に対する意識が消せないのです。
それが本当につらいというか、そういう思考なのでどうにもならない。

HUNTER×HUNTERで言えば「念」です。
チューイングガムみたいに張り付いたヒソカの念。

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余談ですが、高校受験をするときの書類に実印を押す必要があり、
両親に預けていたのですが、見事に醤油のシミをつけられました。
学校に持っていくのが恥ずかしかった…
それ以来、大事な書類は絶対に手元から離さないことを徹底しています。

職場でもこんなことありませんか?

自分のデスクにのペン立てから誰かがボールペンをとっていったようだ。
一番書きやすいお気に入りのボールペンがない…
「私のペン知りませんか?」
「私のペン、だれか使ってませんか?」
そんなことを聞いてまわる勇気はない。

結局、新しいボールペンを購入して泣き寝入り。

事務員の机の上にあるものは、会社のものだから自由に使っていい。
そう考えている人、結構いませんか?
もちろん会社の備品として使っているものもありますが、勝手に使ってどこかに置き忘れちゃっても良し、の理由にはなりません。

新入社員の頃、そういうことがあると知った私は、
机の上の物にはすべて名前を書くことにしました。
(電卓とかすぐどっかいきがち!!怒)

どうでもいいペンや変に目立つおもちゃのようなペンをペン立てに刺して、使ってほしくない文具や私物は引き出しにしまいました。

シールでもいいので名前を貼っておくのはかなり効果的です。
もし困っている若いHSPさんがいたらやってみてください。

「私のペン知りませんかー!!!」って言える人、うらやましい。

貸すくらいならあげる

年齢を重ねるにつれ、縄張り意識は緩んできますが、
ゼロにはなりません。

よく「お金を貸すときはあげるつもりで」とか言いますが
私は消しゴム1個にすらそういう気持ちをもって貸しています。
なんと大げさな。

ただ、漫画についてはあげられないので、
あまり親しくない人には一切貸さないことに決めました。

もしかしたら今後、息子の友達が遊びに来て、息子が勝手に「漫画読もうぜ~」とか言って友達と本棚を物色する日が来るかもしれません。
想像すると恐ろしいです。

漫画は私の大事な宝なので、「貸し出し禁止」のテプラでも貼ろうかと思っています。
それかキープアウトのテープですね。

39506202-黄色と黒のキープアウト-テープの背景

あいつんちの母ちゃんやべぇぞ、と言われてもいい。
むしろ、来ないでほしい(笑)

縄張り意識は死ぬまで付きまといそうです。

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