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社会課題解決の話|ファスナー合流の話

ファスナー合流という言葉をご存知でしょうか?

いま自分のいちばん好きな言葉といっても過言ではありません。

ぼくは名古屋に住んでいるのですが、名古屋近辺の渋滞スポットといえば、岡崎周辺(愛知県)、亀山周辺(三重県)、一宮周辺(愛知県)じゃないでしょうか。

岡崎周辺は、新東名高速道路ができたことによって、かなり改善されました。亀山周辺も新名神ができたことでかなり解消されました。

そして取り残された一宮。

名古屋に住んでいるとなにかと利用します。
ここの渋滞がまあひどかった。

しかし、それが最近なんだかすごく解消された感じがしていました。
その要因がファスナー合流

ファスナー合流とは
ファスナー合流とは、渋滞中の交通の流れを改善するための取り組みの1つです。インターチェンジ(以下「IC」)の入り口や車線減少箇所など、高速道路本線上で車線の合流が発生する箇所において、合流部の先端付近で1台ずつ交互に合流することを言います。
NEXCO東日本ウェブサイト

写真は一宮インター付近で撮影したファスナー合流を促す看板です。
一宮インター付近では、もともと合流のための距離をかなり長くとっていました。

なので、かなり早い段階で合流しようとする人、ギリギリまで粘る人、粘った上に合流に失敗して立ち往生する人など、その長い距離の複数の場所で混乱が起きていました。これが渋滞を生んでいたのです。

NEXCO中日本のウェブサイトによれば2019年11月から運用を開始したとのこと。

長く取られていた合流距離を、ポールを立ててかなり短くし、本線を走行する車と合流しようとする車が交互に入っていくようにする。
こうすることで合流の混乱を減らし、なんと渋滞損失時間が3割減少したと。

すごくないですか、これ?

感動していろいろ調べていたら、どうやらファスナー合流についてはこのあたりの研究がもとになっている様子。
(なにが書いてあるかまったくわからんが)

西 遼佑さんという研究者の方、現在は鳥取大に在籍しているみたいですが、本当に素晴らしい。
心からありがとうと伝えたい。研究ってすごい!

渋滞って、せっかくのお出かけなのに、イライラさせられるし、事故も起きやすい。本当に社会課題

岡崎や亀山のように、あたらしい道をつくってハード面での解決というのももちろん大事なんだろうけど、これはすごいお金と時間がかかる。

それに対し、ファスナー合流はポールと看板立てただけ。
ファスナーという身近なものに例えることで、誰もがイメージしやすいようにした点も秀逸です。

交通をリデザインする。

こういう社会課題の解決の仕方、めちゃめちゃいいと思います!

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