2021年SS(春夏)これだけ知っておくと便利。〜流行を見ると世情も見えてくる!

三寒四温が続く毎日。そろそろ冬服に飽きてきましたね。とはいえ春物を着るのはまだ寒い。

なので、今季の服装の方向はどんな感じなんだろう? という目星を7つ、つけておきませんか?

また、番外編でファッショントレンドの動向を知るメリットもつけてあります♩

1.強い色がくる!?

コレクションではイエロー、レッドなどの強めの色が出てるように、華やかで強いカラーがトレンドになりそうです。日本ではノームコアから始まり、シンプルなカラーやくすんだカラーがずっときていましたが、今季は差し色に使うようなカラーがでまわりそう。特に淡い、強い関わらずイエローに注目! 

2.ライトグレーをゲットせよ!

昨年からトレンドで来ると言われてたグレー。今季やっと本格的にきそうな予感です。ただしダークで平面なグレーではなく、明るいグレーがオン。何色にも合わせやすい要注目カラーです。

3.リラクシーがキモ!

今季は本格的にリラクシーなシルエットの服がメインとなりそうです。それはコロナだから、きちんとしたお出かけ服なんて必要ない、というネガティブな理由ではなく、着心地がよく、自分の気分に沿った物の選択肢がより広がった感じです。

なので、きちんと見えるリラクシーな素材やシルエット、窮屈ではないデザイン、洗えたり環境に優しい素材など、見た目も中身も納得できるアイテムが増えてくる嬉しい予感。

リラクシーというだけだと、カジュアルなイメージや、ゆるっとしたシルエットという印象ですが、そうではないことを覚えておくと、服選びが少し変わりますよね。

販売方法がオンラインにスイッチする過渡期であること、また、ジェンダーレスがごく当たり前になる流れもあり、サイジングに左右されにくいリラックスシルエットがトレンドになるという裏付けがあります。

4.スカート丈は膝下回帰!?

ここ数年、ロング丈が主流だったスカート丈。今季は少し短めに戻りそうです。

ただ、足元はそのままローヒールがステイ。バランスが問われる着丈になります。

5.ヨーロッパテイストが復活?

なんとなくアメリカ東海岸のシンプルなスタイルや、定年齢層は韓国のピッタリorゆるずるのモノトーンファッションが主流でしたが、今季はエレガントさのあるヨーロッパのエッセンスが入ったデザインが増えそうです。

デコラティブとかクラシックではなく、品の良さやヨーロピアンカラーやデザインをフィーチャーしたものが増えそう。

例えばマーメイドスカートや襟のあるトップス、カシュクール胸元、洗えるシルクライクな質感の素材など。一見カチッと見えそうなデザインを、リラクシーに着こなすとバランスよしです。


6.蛍光色も復活なるか?

10年ほど前に流行った蛍光カラーのようなエッジの効いたカラーを差し込むようなスタイルもトレンドインする気配。こちらはアクティブなシーンや、スニーカーで取り入れるのが大人の女性の楽しみ方かなと感じます。

7.世界的なサステナブルの立ち位置。

サステナブル。言葉は認知されてきましたが、日本の感覚では、販売アイテムの付加価値を出すための売り文句の1つ、という印象が正直なところではないでしょうか?

その分少し高いんでしょう? エコロジーなんでしょ? リサイクルのこと? 質は二の次? デザイン性がよくなさそう。

などのテンションですね。日本語に訳せないのもピンと来ない理由の1つ。

かたやファッション大国のヨーロッパや、圧倒的アパレル消費誇るアメリカでは、すでにサステナブル=オシャレとなっています。

サステナブルなんだ、じゃあオシャレなんだね。

というテンション。主義主張ではなく、流行の最先端としてサステナブルの概念は当たり前でクール、という立ち位置まできています。※裏付けは調べて、改めてお伝えします。

この流れは必ず日本に来ます。過剰反応やスルーをせず覚えておいて損はないと思います。

ファッションで手っ取り早く時代を感じておく。

アパレル自体、サステナブルな流れとは相反するという主張もありますが、時代は変わっています。

そして、アパレル以外でもあらゆることが今、とてつもないスピードで大きく変化しています。

その時代の空気を何となく感じることは、自分の生活や仕事、生き方にメリットしかありません。

なぜ明るいカラーが流行るのか。なぜリラクシーが? ヨーロピアンテイストなのか、サステナなのかなども、時代背景が大きく影響しています。その辺をちょっとだけ意識しつつ、待ち遠しい春服をチェックすると面白いかもしれませんね。



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