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文学とは何か考えてみた。



文学フリマ香川に出店する、PepperBoxの神無月ふみです。
こんにちは!( ゚∀゚)ノ


ここです、どうぞよろしくお願いします!


文学フリマは、長い間気になっていたイベントでした。
しかし同時に自分には縁がないものだとも思っていました。

なぜなら、私は自分の小説を「愉快な文字の塊」みたいな感じで、文学だと思ったことがなかったからです。

ちなみに文学フリマとは

文学フリマは、作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自らの手で作品を販売する、文学作品展示即売会です。

文学フリマのページより


なので「たとえ出ても、作風的に高尚さとは無縁だし、浮くだろうな」と思っていました。

そんな私が考えを変えたのは、去年の二科展を見に行ったときでした。

サークルの相方である25ちゃん(二越としみさん)が、デザイン部門で特選を2つも獲ったので、こりゃ見に行かねばなるまいと思ったのです。

せっかく国立新美術館に行ったので、私はデザイン部門だけでなく、写真と絵画のほうも見たのです。

絵画部門には、いろんな意味ですさまじいものがありました。
なんだか全然分からないけれど、異様な情熱と絵の具がモリモリの巨大な作品が、山のように展示されていたのです!

ここにあるのは受賞作品ですが、受賞を逃した入選作も、とにかく凄いのです。

私は絵心がないので、どの絵が技術的に上手いのか、イマイチ分からないのですが、どの絵も気合いと情念が詰まりまくっていたことだけは分かります。
あまりのことに絵酔い(造語)して、しばらく椅子に座っていたほどです。

そして思いました。

「これ全部がアートなんだから、文字も気合い入っていたら、全部文学じゃね?」

私は自分の小説が優れているかどうかは、さっぱり分からないのですが、気合いが入っていることだけは確かです。

でなければ、こんなに書けるはずがありません。


今回売る本だけで、厚さ4.5センチ。
25ちゃんの漫画が1センチ。小説は3.5センチ。


私は自分の小説を文学フリマに出していいんだ……。
国立新美術館の椅子の上で酔いそうになりながら、私は思いました。

そんなわけで、漫画&小説の合作作品ですが、これも文学。
グッズもちょっとだけ置いていますが、これもドラマを感じる文学です!!

どうぞよろしくお願いします!



7月28日(日)高松シンボルタワー(香川県)展示場 
文学フリマ香川 1 11:00~16:00
う04 PepperBox

よろしくお願いします!


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