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電話が”チャット”の比較対象という幻想?

チャットファースト

千葉市役所は職員同士のコミュニケーション手段として電話に代わり、チャットの利用を3月から原則化した。新型コロナウイルス禍のテレワークの導入によって進んだチャットの利用だが、災害時などの行政機能の維持にも有用として「チャットファースト」を進める。

引用元↓

上記の記事でチャットファーストをみて、確かにチャットファーストとかで原則チャットを使ってみたいな決まりをつくった方がいいよね〜。なんて思った次第でした。

「仕事では電話の方が丁寧」とか「電話が原則」という幻想がなかろうか?」とこの文を書きながら心配になりました。w

テレワークで機運が高まっていますが、テレワークでなくても電話やメールは見直す時期なのかなとも思っています。

みなさん、プライベートでは日常的にチャットをしてませんか?明らかにそちらの方が早いですよね?プライベートでは効率的に使って、仕事では旧世代のツールが主軸では生産性が上がるはずもなさそうです。。。

結論:できるだけチャットを導入できるところはしよう

別にマウントを取りたいわけではなく、困ってる場合はこちらも把握して、いつでも選択肢として使えるようにしといた方がいいですよ。と思っています。

現場によってさまざまでしょうしね。


改めて電話とチャットの性能の特性の違いをまとめてみました

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ネットの記事などを参考に、5項目でまとめてみました。

まあ、他にもあるぜと思いますが。さくっと書きます。

チャットでのテキストコニュニケーション利点

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チャットはテキストがメインですが。

一つ私が思うところに、端的に文章を伝えるという特性があると思います。まわりくどい導入文が削れるというわけですね。連絡が頻回になる人ほど、チャットに移行した方がスピードアップできます。

「あ!電話であのこと伝え損ってた!😱」

→再度電話📱

みたいな事したことありませんか?

私はありますw 

メールでもそこそこ時間をとられます。

そんな時にチャットで解決するなら、すぐ補足で送れます。

あのスピード感と、会話のようなアイコンであることの短い文章でOK感が非常に良いです。


チャットで扱えるデータ形式

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そもそも、電話だと音声のみと勝負にならないですがw

チャットにほんといろんなデータを送れるようになりました。

やはり、スマホが4G時代になって画像、動画が気軽に共有できるようになったのは非常に大きいですよね。+クラウド化で、URLリンクを貼り付ければ使えるデータを圧迫せず活用できますね。(動画送信はデータが重いので)

「これについてわかる?」質問があった時に

説明のブログなどのURLリンクとか、詳しく説明してあるyoutubeとかを貼り付けておけば、相手型の好きな時間で詳しく調べることができて、こちらで詳しく説明する時間を省略することができます。

これ、今では当たり前にやってますが、地味にすごいことだなと思っています。

いろんな情報が共有しやすく、かつ解像度も高い状態なので、短時間で共有できます。場所の説明もgooglemapのリンクを送っておけばOKとかですね。これでたいていの人がこれます。

非同期の選択肢

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先ほど書いたように、解像度の高い情報をリアルタイムでなくとも共有できる時代になっており、実際に同期させて説明する時間を大幅に短縮できますよね。

別に、非同期が全てだとは思ってませんが、自由に時間を使いたい自分にとっては非同期で解決できることはなるだけ非同期がいいと思います。1日は24時間しかないし、自分が費やしたいことに時間を割きたいなぁと思っています。

待つ時間を削減するだけでも十分な時間の創出につながりますよね。

というか、職場で同じ空間にいてもチャットを効果的につかえないか?とも思いますよね。私の職場ではできてないですが、たとえ隣の席の人でも離席していたら伝えそびれたりすることもあれば、仕事を中断させてしまうこともあるのでチャットなどで思いついた時に送っておけば、効率的だなぁと思っています。


モニタリング

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あと、やはりグループの運営が楽ですよね。当たり前ですが。

ここまでくると電話と比べる必要があるのか?レベルですね。w

みなさんもプライベートとかで、LINEグループ活用をしてると思いますが、伝達スピードが早くなっていますよね。

チャットで扱えるデータ形式の豊富さ×グループ(集団での共有)  は明らかに効率的です。

効率的に情報を伝えることができる。

かつ

その反応も素早く確認できる。それをグループ全体で把握できる。というのは、非常に生産性が高まったなぁとさまざまなことで思いました。


情報の引き継ぎ

これは調べて「なるほど」と思ったのですが。

例えば会社チャットとかだと、そのチャットそのものを引きつけば申し送りがすごく減ることができるという点ですね。

チャットは、その人の細かいやりとりが記録されてますので、いつデータが送られたのか?どんなやりとりをその時はしていたのか?など把握することができますね。曖昧にならずいいと思います。

あとですね、チャットのいいところは過去の検索ができるところも大きいと思っています。これで、キーワード検索して特定のワードを拾ったりプロジェクトのやりとりを検索したりと引き継ぎ後も資料として使えるのがまたいいなぁと。


ツールは手段でしかない

電話とチャットはもはや比較する必要がないくらいの選択肢があります。

何のためにその道具(手段)をつかうのか?

定期的に見直しが必要ですね。常に新しいものは、試しに使ってみる。使えなくても、使えないのがわかるだけでも大きな収穫です。そうやって手段の選択肢を増やしていく日々の積み重ねが大事なぁと思っているこの頃です。

コロナ感染者が再び増加傾向です。

思考停止せずに、「何ができるのか?」を問いを立てて試行錯誤していきたいものです。

「新らしい事を学ぶ習慣を作ることは大事だなぁ」と自分に言い聞かせます。

そして、地域に落とし込んでいこうと改めて思いました。

ついついタイトルに幻想といれてしまいましたw

未読の方はこちらを読んで、明日ある読書会にどうぞw

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まちづくり幻想 -LDL読書会 vol.2-
時間: 2021年4月25日 09:00 PM 大阪、札幌、東京

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https://us02web.zoom.us/j/84103366555?pwd=cjNxSURmVUh0YWpEQkgyODYvRjc4UT09

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【この記事について】
Locally Driven Labs(LDL)のプロジェクトの1つ“地方のオンラインの普及と価値の創造“にて、オンラインツールの情報共有を記事にしています。地方で実践しているメンバーがオンラインツールの使用感などを話しており、参考資料しても活用できます。

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