写真徒然 2019.1.27
※日曜日は写真と話す日
どこでもない場所に佇むのが好きだ。
自分にとっては無関係で無目的な場所。
たとえば、ひなびた物静かなスキー場。
もちろんスキーやスノボはしない。
ただ、無口なスキー場の風景や気配を愛でるのだ。
一応、スノーブーツを履いているとはいえ、
明らかにスキー場に遊びに来たのではない格好をしているのを、
時折通り掛るスキーの人たちがチラと見る。
もちろんエリアの中には立ち入っていないので、邪魔ではないのだけど、ちょっとだけ異物感があるのだろう。
明らかに謎なものを見たという表情がゴーグル越しに飛んでくる。
いいんだ。その気分も込みでここにいるのだから。
どこでもない場所でどこでもない自分になる時間。
たぶん誰にも理解されないんだろうけど。