好きなひとのはなしをするよ
いつ告白しようかと、ずっと考えていた。
嘘です。そういう誤解を招く言い方はよくない。だけど、いつ書けばいいんだろうなというのはずっと自分の中にあった。これは本当。
日記の話だ。
僕には好きな日記がある。もしかしたら、その人はこんなふうに話題にされるのはあまり好まないのかもしれない。
日記はどうしたって本来、その人自身に向いているものだから。なのになぜか日課のように読んでしまう
短い日記だ。「30秒くらいで読める日記を書いています」とプロフィールでも書かれてるのだけど、まあ体感的にはたしかにするっと読めてしまう。
なんだけど、妙な中毒性がござる。語尾が思わず変になるぐらいの味があるのだ。
カテゴライズすれば「きょうの仕事」と「きょうの晩ごはん」を合わせた日記になるのかもしれない。
でも、なにか様子が変なのだ。
この日記もそうだ。初見で読み始めたら、ちゃんと職場で仕事して、帰宅して自炊までしてるメンズの日記。尊い。
なのだけど、どれも「わー、なんかおいしそう」と料理が出来上がったタイミングで「いただきます」とならずに本人が部屋から消えている!
晩ごはんができたタイミングでなぜか、ほぼ必ず部屋を出て「立ち呑み」へ。読み始めた当初は時空が歪んだのかなと思った。
僕の中に「晩ごはんをつくる→完成→食べずに外出→立ち呑み」という行動がインストールされてないからだ。もしかしたら、そういうスタイルの人も一定数はいるのかもしれない、とkogeさんの日記を読むようになって思うようになった。
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最初なんで読んだのだろう。Bさんがkogeさんの文章の味わいについて、何かで言及していたので気になったのを覚えている。
だいたい愉快な犯人はいつもBさんだ。
いわゆるおすすめしやすい日記じゃない。僕が個人的に好きだから。それ以上、うまく言えない。
まるで、ちょっと仕事終わりに一杯だけで常連のように通ってしまう店みたいだなと思う。長居はしない。けど毎日、立ち寄れる場所がある妙な安心感。
何度か立ち寄ってると、つい顔を出したくなる。疲れてても、ここには寄っていくみたいな存在。たぶん、それぞれあると思う。
もっというとマリナさんも大事にしてる「ちゃんとしないをちゃんとする」が具現化されてる日記だからかもしれない。
ここだけ切り取るとと「は?」と思われるかもしれないけど、それってほんとちゃんとした人じゃないとできないから。
マスクのつけごこちが良すぎて3時間半残業
目玉が500倍疲れて帰宅
kogeさんの、そういうひと言も好物。
あと、たまにすごい学びが多い記事も飛び出てくる。いつ飛び出てくるかはわからないのでkogeさんのnoteは毎日チェケラッチョしないといけない。
でも、ほんと立ち呑みする感じで立ち読みしてほしい。たぶん、何人か好きな気配すると思うんだ。
なんだかこんな紹介をしてkogeさんに怒られるかもしれない。そんな心配しながら記事をupして寝た。寝てない。