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カウンセリングの主人公は誰であるかの意識ができているか?
カウンセリング事業に携わり15年が過ぎ、多くの新人カウンセラーさん、カウンセラーを目指している人と会ったり、話したりして来た。
中には本当に多額の収入を得て、私なんて足元にも及ばない『人気カウンセラー』と呼ばれる人たちもたくさんいる。
けれど、私が本気で「この人すごいな」と思うカウンセラーって、実はほんの一握りしか会ったことがない。
あ、もちろんそれは、私が何百・何千人のカウンセラーに会ったことがあるわけじゃないかもしれないけどね……^^;
もっともっと多くのカウンセラーとお会いしたら、もっともっとたくさん「この人すごい!」と思うカウンセラーが出現してくれるかもしれないけれど、残念ながら今まで……どのくらいお会いしたかなぁ。。。
数百人は会ったとは思うけれど、その中で「この人すごいな」とか、「私はこの人に相談したい」と思う人は、本当に一握りだった。
私がすごいと思うカウンセラーというのは、
カウンセリング主人公はクライアント
だとわかっている人。
実はここに大きな落とし穴があると思っていて、お会いしたカウンセラーのほとんどが実は主人公が自分になってしまっている。
自分がいかに難しい知識を持っているかを示せるか。
自分がいかに人に役に立てるか。
自分がいかに満足できるか。
そんなことを考えているカウンセラーが残念ながら多い。
いや、顕在意識(わかっている意識)でそんなことを考えているカウンセラーは少ないかもしれない。
でも、潜在意識(無意識・自分が気づかない意識)の方で、自己顕示欲の方が強くて、自分が人の役に立てる存在であるかの方が大切で、クライアントの問題を本当に解決できることより、
話を聞く自分
カウンセリングをしている自分
カウンセラーとして活動している自分
が輝ければいいと思ってしまっているカウンセラーが本当に多い。
そして、そんなカウンセラーと出会ってしまったクライアントは、カウンセラーと話した直後はなんとなくさっぱりした気持ちになれるけれど、時間が経つにつれ、
話は聞いてもらえたけれど、物事はなにひとつ解決していない
ということに気づき、迷子になり、次のカウンセラーを探す。
そんな悪循環に陥ってしまうことが本当に多い。
これがね。
本当に問題だと思うわけですよ。
カウンセリングの主人公は間違いなくクライアントで、カウンセラーの自己肯定感を上げる材料でも、カウンセラーが満足できる道具でもない。
カウンセラーはクライアントの問題を解決でるアドバイスができてナンボ。
この意識を強く持って欲しいと思うんですよね。
そんなカウンセラーになりたい人を本気で育てたい……。
最近の私はそればかりを考えています。
近々カウンセラーを生み出すカウンセリングスクールではなく、本当に問題を解決できる究極のカウンセラー軍団を作るシステムを作りたい。
そんなことに協力してくださる方はいないかな。
毎日、そればかりを考えています。
そんな志のある方とぜひ出逢いたいと願って、ここに記事を書き進めて行きたいと思います。
よろしければサポートをお願いいたします。 いただいたサポートは、これからのカウンセリング事業に使わせていただきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします!