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移住して2年目、みえてきた地域性

なんだか真面目なタイトルになってしまいましたが、
燕三条といわれる土地に住み始めてもうすぐ2年になり、
ここでの生活と子育てにも慣れてきて
だんだんと余裕が出てきて気づいたことがあります。

改めて思いかえしてみると
東京で暮らしていたら味わうことのなかったであろう感覚が実はたくさんありました。

社長が日本一多い町。
なんて言われたこともあった三条市ですが、
それはまだ変わっていないように思います。
というのも、私の周りには起業している人が本当に多い。

特に女性。
起業というと会社を立ち上げて、みたいなハードル高いイメージだけど、
好きなことやって結果仕事になっているという方が多い気がします。

お菓子を作って販売している方、
カフェをやっている方、
雑貨を販売している方、
お花屋さん、セレクトショップ、
アクセサリーを作って委託販売している方、
ピラティスで教室ひらく方、
非営利団体を立ち上げてをイベントを開く方、、

内容は様々だけど、ほとんどが小さなお子さんを育てながらやられてる方だったりする。

きっと周りにそういう人が多いから何か自分もやりたくなったり、あたらしく始めることに抵抗が少ないのだろうと地元の人とも話したことがある。
確かにそういう雰囲気は暮らしていて感じる。

ちょっと話は逸れるけど、
目立ったショッピングモールが市内には無い。
でもすてきなお店が実は沢山あるので不自由しません。

子供服のセレクトショップ POUPONさんでは、子供を遊ばせながら買い物ができるしセレクトがとても可愛い。

カフェと子供服のショップが繋がっている
私にとってはとてもウキウキする場所

子供が一緒でも気兼ねなく入れるお店が多いのは、お店のオーナーのほとんどがママさんだからだ。
だから大型ショッピングモールに行くよりも馴染みの店に出向く方がよっぽど気楽でたのしい。
他にもこのnoteでお店を紹介しているのでよかったら読んでみて下さい。

近くの公園。
濡れても汚れても車で着替えればいいし荷物が多くても関係ないのが良い

都心と違って移動は車なので、小さい子供と出かけやすい。
東京で子育て、と考えるとゾッとするくらい、ここでの生活に馴染んでしまった。笑
だって電車やバスに乗ることが、子連れママにとってはどれだけ覚悟のいることか。体力の消耗はいうまでもない。
車ならどれだけ泣き喚こうが気にすることもないし。
駐車場に困ることも、基本的には無い。
(コンビニの駐車場は驚くほど広い)

たまに千葉の実家に帰った時に、前にも後ろにも子供を乗せて自転車を漕ぐお母さんを見かけると本当に尊敬してしまう。
夏の暑い日も雨の日も冬の寒い日もでしょう?
いやほんと、すごい。

また逸れてしまいましたが、
私と娘ふたりきりのお休みの日は馴染みのお店に行って、
ドライブスルーで昼食を買って帰宅して食べてお昼寝、という流れが多いです。
この地域の人はイベント好きみたいで、マルシェが毎週末どこかしらで開かれているのでそれに行ったり。
マルシェが多いということは、それだけ出店者が多いというわけです。

個人店の多さではなかなかのものではないかと。
そして皆さん、好きなことを仕事にされているので魅力的な方達ばかりなんです。
結局、
お店に行く=人に会いに行く
という感じです。
そういう繋がりがたくさん持てるのはこの地域の特性でもあるのかなと思います。

外へ出れば自然と友達や母仲間が増えます。
例えば、友達に誘われて行ったお店でまた友達ができたり。
どんどん繋がって輪が広がる。
ここに来てできた友達は、皆同じくらいの子を持つママだけれど
「ママ友」とは違って。
友達であり、母という共通のポジションを持つ仲間みたいな。

また、製造業が盛んな地域で、
仕事柄、地元の工場にお邪魔したりお会いする機会も多い。
本当に多種多様な工場が存在しててびっくりする。
先日はお友達に誘われて「工場の祭典」というイベント中にサントク(三条特殊鋳工所)さんに行きユニロイのお鍋を超お得に購入。

こういうものづくりをしている企業に行って直接購入できるのも、なんか嬉しい。

東京で暮らしていたらこういう繋がりとか楽しみは持てなかったかもしれないなと思います。
地域との結びつきを感じながら暮らせるのって、
結構心地良いものです。
頑張って手に入れるものではないからこそでしょうか。

私にも何かできないかなと密かにわくわくしています。


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