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Day 14 これまでに夢中になったモノやコト

こんにちは。ふみちかです。
読書が趣味の中年おじさんです。
夫婦共働きで、家内と一緒に家事育児に奮闘中です。

「書く習慣」1ヶ月チャレンジ 14日目のテーマは
「これまでに夢中になったモノやコト」です。

私が「夢中になる」ということは「命を懸ける」と同義な気がしています。
休みとかも気にならないほど没頭することだと思っているからです。
そして、
「夢中になること」とは、生活の中でそのほとんどの時間をかけて、
特定の何かをやることを指すと思っています。

私にはいくつかのターニングポイントがあります。
以前お話ししました日本で最も有名なアミューズメントパークでの仕事経験以降も夢中になって仕事をしてきました。


仕事って1日のうち約8時間を捧げて賃金を得ます。
1日の1/3が仕事に持っていかれます。
人生の1/3を捧げるので、やるんだったら夢中にやったほうがまし程度の決意だったようにも思います。
夢中になって仕事いていると時間が過ぎるのが早いし、
仕事終わりのお酒もおいしいんですよね…。

しかし、今振り返って
一番夢中になったモノを考えると「仕事」よりも「育児」かもしれません。

うちの家庭は、お互いの両親からの育児援助が全くありません。
実の母が私たちの子供の生まれたときに
「私、実は子供苦手なのよね…。」と白状するまで、
完全に孫の世話に協力してもらえるものだと信じていたので、
まさに青天の霹靂でした。
しかも、職場に関しても育児に対して協力的ではなかったので、
あたかも自分が急に大きな事故にあい、
身体障害者になったかのような状況の変化でした。
一般的なご家庭よりも「育児の協力」がないと破綻する確率が高いので、
私が育児に積極的に参加するきっかけになったようです。

赤ちゃんは放っておくと何もできません。
歩くことはおろか、着替えも、寝がえりも、食事も、排せつも、ゲップをすることも、何もかも一人ではできないのです。
助けがないと死んでしまうのです。

授乳、ゲップ、おむつ交換、着替え、体を拭くなど、どれ一つ欠けても体調を崩してしまいます。
体調を崩すと、
仕事に行けなくなり、
仕事に行けないと仕事の査定に影響してきて、
最終的にお給料に影響してきます。

その育児をしながら並行して、
自分の仕事に関しても、
子供が生まれる前と同じようにこなさないと指摘される職場なので、
まさに「夢中」を通り越して「必死」、
「必死」を通り越して「死」でした。

子供はそんな私たちの状況も知らずに全身全霊で頼ってきます。
はじめは何で泣いているかわからないんですが、
だんだん察しがつくようになってきます。
すると、なんだか赤ちゃんと会話をしているような感覚が生まれ、
何とも表現しがたい信頼感のようなものが生まれます。

人見知りの時期に他の人に抱かれて泣いて、
私が抱くと必死に抱きついて泣き止む瞬間に、
育児しててよかったなあと実感したりもしました。

なので、私は子供たちが結婚して孫が生まれたら、
率先して育児に協力してあげたいと思っています。
何日でも預かるよ!ふたりで楽しんできて!!と言ってあげたいです。
「してあげたい」ではなく「させてくれ!!」に近いかもしれません。

子供と一緒にいると制限されてしまう全てのことに対して
おじいちゃんとして解放してあげることこそが、
次に私がふたたび育児に夢中になれる瞬間かもしれません。

長い文章を読んでいただきありがとうございました。

もしもこの文章が、だれかの「何かのヒント」になれれば幸いです。

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