就活を捨てた大学生が教える就活においての声の大切さ

面接は声で決まるといっても過言ではないほど、声というのはとても重要なのです。
大きな声を出す事は勿論ですが、面接において自分の声のトーンや抑揚を意識すると、話している内容があまり良くなくても、良い事を言っているかのように聞こえます。
また、声によって、その人が仕事が出来るのか出来ないのかもわかってしますと思います。
そして今回僕が最も伝えたい声の大切さ、それは

「面接では絶対に作り声をしないでください」

という事です。


まず、声には二つの種類があります。「骨導音」と「気導音」です。
「骨導音」は耳を塞いでも聞こえる自分の声、「気導音」は空気の振動で聞こえる声です。
自分自身はこの二つを聞いていますが、自分以外の他の人は「気導音」しか聞いていません。

自分の声を録音した時に少し違う気がするのはこれが理由です。
ちなみに「骨導音」は音が響いているので、より良い声に聞こえます。

そして、大切なのはこの「気導音」です。
人から聞こえているこの「気導音」を意識する事で、面接を乗り越える事ができます。

具体的に何を意識すれば良いかというと、自分の自然体で話している時の「気導音」を知り、その「気導音」で面接をするという事です。

人は緊張をしたり、気持ちの状態によって声が変化します。また、自然な声よりも少し高くしたり、低くしたりするとすぐにバレて、不自然に聞こえてしまいます。

さらに、自分が発する声の中で、最も良い声に聞こえるのは自然な声です。自然な声が一番良い音に聞こえ、印象もよくなります。

ですので、自然な声を知り、その声で話す事がとても大切なのです。

声の知り方はシンプルで、自分が一番話しやすい友達と話している時と声を録音するだけです。それを知る事が出来たら、あとは、面接の一人リハーサルをやります。最初は一人リハーサルで緊張したり、不慣れな所もあるので、自然な声とは程遠い声になってしまいますが、徐々に自然な声になっていくと思います。

また、もし就活に間に合わなくても大丈夫です。声とは一生関わっていく事になります。上司へのプレゼンであったり、取引先に営業する事であったり、自分の声を知り、操る事はとても大切なのです。

みなさんも是非自分の声を知り、面接や今後の人生で活かしてみてください。

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