パイロットという夢
こんにちは!
上智大学外国語学部でフランス語を学んでいるSammyです。
初めての投稿なので自己紹介から。
私は生まれ育ちが香港🇭🇰で、6歳の時に日本🇯🇵に来ました。
幼い頃からグローバルな環境で育ち、
大学でも、そして世界中のパイロットコミュニティーでも
グローバルに積極的に身を置くようにしています。
(そのまま本題に...)
幼い頃から何度も飛行機に乗って、時々CAさんやパイロットの方に可愛がって
もらった思い出がたくさんあります。
皆さんも一度は心温まる飛行機エピソード、あるのではないでしょうか?
幼い気持ちながら、そういった温かいサービスを発端にして
飛行機がみるみる好きになっていきました✈️
その気持ちは大きくなっていっても消えることなく、
むしろ好きな気持ちは増していくばかり...!✨
「エアラインで働きたいなぁ」
と漠然と思うようになりました。
でもエアラインで何をしたいのか、という思考はありませんでした。
中学、高校は受験勉強でいっぱいの、いわゆる
”学歴コンプレックス”
で、エアラインのことは頭から消えてしまっていました。
大学2年生になると、
再び心の奥底にあった「エアライン願望」が
徐々に表に出てきました。
(この時はパイロットという選択肢はまだ皆無)
まだ漠然と「空港って素敵だな、空港で働きたいな」
と思っているくらいでした。
そこで大きな転機が私に訪れました!
【以下、パイロットを目指したきっかけ】
2020年3月21日、大学で所属しているNPO法人の活動で、
自分がマネージャーを担当していたお客さんが、
6週間の海外インターンシップを終えて帰国する日だったので、
成田空港にお迎えに行きました。
成田空港でお客さんをバス停まで見送った後、
私は再び成田空港に戻り、散策をしていると、
到着ゲートからパイロット3人がスーツケースを引いて出てきました。
何を思ったか、パイロットの「かっこいい」姿、そのオーラに惹かれたのか、
「話しかけてみたい!」と体が勝手に動き、
その3人のパイロットに話しかけてしまいました。
(今考えたらよくあんなことできたな...)
「到着後でお疲れの中、そしてお忙しい中すみません、
少しお話を伺ってもよろしいでしょうか?」
と恐る恐る尋ねると、
とても快く「はい!いいですよ!」と返事をくださいました。
その時点で私はパイロットを目指しておらず、
地上職に就きたいと漠然と思っていました。
それでも幼い頃はパイロットを憧れていた時期もあり、
でも雲の上の存在で特別な人しかパイロットにはなれないと思っていたので、
心の奥底にその憧れの念は隠れてしまっていました。
このような自分のエアラインに対する想いを述べた後に、
3人のパイロットキャリアや、パイロットという仕事に対する
様々な想いについて30分もお話してくださったのです。
その中に
「パイロットという職を30年以上もの長い間続けていらっしゃる
モチベーションはどこに感じますか?」と尋ねると、
「私は学生の頃から世界で活躍する人、
人の幸せに寄り添える人になりたいと思っていました。
その想いは今でも変わらないもので、
パイロットって小さい飛行機だと100人未満、
大きい飛行機だと500人以上のお客さんが乗りますよね。
飛行機に乗る一人一人のお客さんには、
それぞれ旅先へのワクワクの気持ち、出張先への期待や緊張など
様々な”想い”を持っていますよね。
国と国をつなぐ、そして想いを繋ぐ役割を担えることに加えて、
そういった一人一人のフライトジャーニーの
“表紙”と“裏表紙”を直接的に飾ることができることこそ、
パイロットであると思っています。
私はここに誇りを感じているので、
コックピットを自分の職場にしてよかったと思っています。
訓練とか定期検査とか大変なことばかりですが、
その想いがあるのでここまで業務を続けることができたと思っています。」
と存分に語ってくださった。
お話をくださったパイロットの方のビジョンと、
エアラインに対する想いには、
自分と共通する部分が多くあり、
奥底にあった「パイロットに対する憧れ」が表に出ました。
「パイロット、目指してみない?」
という最後のメッセージと、
「自分でもなれるんだ」
という自身に芽生えた熱い想いによって、
自分のこれまでずっと変わらない将来のミッションを達成するために、
パイロットを目指す決心を固めました。
一人のパイロットとして、
自分の成長が直接人の幸せを生むことができるなら、
給料なんていらない。
あの時話してくださったパイロットの方々みたいに
何十年経っても自分の仕事に誇りを持ち続けて、
幸せ創造のために、
日々努力し続けられる”Airman”になりたい。
こう思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Sammy
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