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小説の革新的な執筆法を思いつきました!(2023.12.31)

小説を書くのが好きです。年越しを祝うよりも。

なので、今日は全国的に年末ですが、わたしは特に年末っぽい記事は書きません。
どうせわたしは寝正月なんですから、書くこともありませんし。年越し無視のスタンスで行きます。


それで、何について書くのかといえば、タイトルにもあるように、わたしがつい先日思いついた画期的な新執筆手法の話です。
日記じゃなくて、小説の話です。

小説を書く手法といえば、おそらく大多数を占めているパソコンに打ち込むスタイルとか、昔ながらの原稿用紙万年筆スタイルだとか、最近増えているらしいスマホのメモに書くスタイルなどがありますが、わたしが注目したのは「口述筆記」です。

ご存知でしょうか? 口述筆記。
昔の文豪がしていたらしい執筆法で、わたしの好きな太宰治の「フォスフォレッスセンス」などもこれで書かれたそうです。

簡単にいえば、即興で考えた文章を口で詠み、それを他の人や業者の方に原稿用紙に書き起こしてもらうという執筆法です。

これは手を使わないので、普通に書くよりも楽な方法に思えますが、実際は整った文章をすらすらと詠みあげるなんてまさに神業、文章の達人にしかできない手法だと思います。


わたしが考えた新執筆法というのが、この口述筆記を改良したものです。

名付けて「口述筆記・改」です。
いや名前はどうでもよくてたった今30秒くらい悩んだ末に何も思いつかなくて適当につけただけなんですけど。


この手法を簡単に説明すると、

① まず、手持ちのメモ帳やノートなどに物語のプロット、設定、キャラクターの要素や背景などをすべて書き出す。

② 親が寝静まるまで待つ(←多分わたしだけのパートです)

本当の② 一晩かけて一気に物語を詠み、音声はスマホで録音する。この時、メモ張やノート、プロットなどを見ながら、すでに頭の中にあるお話を出力していくイメージ。

③ 音声を自動文字起こしツールなどに放り込み、出てきた文章を小説の形に合わせ公正・推敲する。

④ ミリオンセラー小説が爆誕し、ノーベル文学賞を取る。そのノーベル賞を踏み台に総理大臣になり、手始めに消費税を100%にする(人間が苦しんでいる姿を見るため)

こんな感じです!
(最後血の魔人になっちゃったけど気にしないでください)


どうですか、この手法は。
どう思うかは見た人次第ですけど、考案者であるわたしの正直な感想は「いや〜、むずいでしょ〜」でした。廃案ですね。

しかし、この手法が実現すれば第一稿を一晩で完成させることができます。逆に一晩を超えると内容を忘れてしまい続きを作れなくなりますが、そういう面でもハイリスク・ハイリターンですね。

何より手と目を酷使しない!
腰にいい!

できるかどうかはわかりませんが、やる価値はある執筆法だと思います!


やばいですね、これ、流行っちゃいますね!
今のうちにわたしの名前を冠しておきましょう。「口述筆記・改」改め、えーと、わたしの名前が「満月の夜は不眠がち」だから……いや、長いなっ!

眠らないこととかけると「不眠筆記」ですけど、わたしのアイデンティティは不眠の部分じゃなくて満月の部分なので、「満月筆記」ってことになりますかね?

おお、でも意外とかっこいい!

「満月筆記」って、月に一度だけ満月の夜に小説を書くすごい作家さんみたいでいいですね! とするとペンネームは「満月肇紀(みつき・としのり)」ですかね? いや、誰? 全然わたしじゃねえ。としのりじゃなくてはつきのほうがまだいいかな? みつきはつき、いやあ……そもそも変換しづらいしなあ。

まあともかく、

今年の年末年始は満月筆記で年越ししまーす!
それでは良いお年を!





(あ、でも今晩満月じゃなかった)
(まあいいじゃん)

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