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医師と結婚して離婚した話〜ケチケチエピソード集


結婚して生活を共にしていくと、お互いに嫌な面も見ることになります。

この場合は、価値観や感覚の違い、ギャップと言うべきでしょうか。

…にしても、ちょっと異様だった元夫の金銭感覚について、いくつかお話してみたいと思います。


火の強弱

ある休日のこと。


お湯を沸かそうと、やかんに水を入れ、ガス台の火をつけた。



早く沸かしたかったので、火力は最大。



すると、背後からものすごい勢いで駆けつけて、壁のように立ちはだかった。



なななな何???



すかさず、火力のレバーを最弱にする元夫。



「ガス代がもったいない!!!!!」




ひぇっ⁉️


これじゃ、いつまで経っても沸かないよ💦




謎のペットボトル


元夫が、ペットボトルを脱衣所にゴロゴロと溜め込んでいる。「捨てるな」との指示だが、



いい加減、邪魔だし処分したい。
一体、何に使うのか訊くと、


ペットボトルに水を入れて、湯船に入れたら、湯船の量が増して、お湯の節約になる。



と……。



ぐらっ😵(めまい)



何を言っているの、この人は…



そもそも、ペットボトルに入れる水もその分使うわけだし、何日もペットボトルに水を溜めておくのも気持ち悪いし、



何よりそんなあなたが気持ち悪い…






一日中手放さない明細書

同居を始めてから、水道光熱費に対して

「おかしい。何でこんなに高くなるんだ?今まで(一人暮らしをしていた時)と比べて高くなっている」



と、ブツブツ呟くようになった。



結婚して、二人暮らしになり、私は基本家に居るのだからそんなの当たり前である。



その上、異様だったのは。



当直明けに、朝の9時や10時頃に帰ってきて、明細を見つけると、
それを一日中、夜まで手放さないのだ。
夜にはもうクシャクシャになっている。




テレビを見ていても、食事をしていても、チラチラと手に持っている明細を眺めている。



その頃から私の精神も少しずつ崩壊していったように思う。




クーポン券を無くして罵倒される


たまに行くファミレスでもらうクーポン券。


次回来た時のドリンクサービス券だったり、◯円引きとか、ああいうやつ。



ある時、そのクーポン券を無くしたか、忘れたかしてしまった時に。



みるみる顔色が変わり…



「何してんだ!クーポン券を持ってこないなんて、信じられない!台無しだ!このドジが!」



ドジ……だと……?


まぁ、ドジだよ私は今でも。



今どきなかなか聞かないフレーズだ。


しかし。
クーポン券でそんな目くじら立てなくても。




ディーラーにクレーム


時が少し下って、子どもが産まれる頃。


さすがに2ドアのかなり車高の低いスポーツカーでは、チャイルドシートも装着しづらく、
子育てには不向きだろうということで、
車を買い替えることにした。


マツダのプレマシー。
ミニバンというやつだ。


納車して、ガソリンを入れるごとに
給油量と走行距離を割り
燃費の計算に余念がなかった。


ある日。



どこかに殺気立って電話をかけている。



手元には、プレマシーのパンフレット。



パンフレットに明記してある燃費と、
実際の燃費が違う
‼️



…というクレーム_| ̄|○



ぐらぐらっ😵😵(めまい)



ディーラーの方が気の毒で仕方がなかった。




ゴミ袋は残すべからず

さらにその次の転勤に伴い、引っ越しをすることになった時。



住んでいた自治体のゴミ袋が2〜3枚残った。
何かしら、使い道はあるだろう、と深く考えてはいなかった。



ところが。



その残ったゴミ袋を見つけ、
またまた激怒。



「ゴミ袋はタダじゃないんだ!」



知ってます…


「なぜ現地で使い切って来なかったんだ!
もったいない!!!」




そんなもん、調整できるかいっっ‼️‼️










まぁまぁ、このようなエピソードに関しては、枚挙に暇がありません。



ちなみに。



こう書くと、私がずっと言われっぱなしのような印象ですが、それなり応戦していました。
結果的に、返り討ちに遭った元夫がおとなしくなる構図でしたが、それはそれで彼にとってはストレスだったかも知れません。


それに、私は絵に描いたようなO型人間で、細かいことはまったく気にせず、むしろ何らかの発達障害傾向があるのではないかと自負(っていうのもおかしいな)しているため、彼なりの我慢もあったと思います。



さて、
次回は、その他の奇妙で怪奇なエピソード集を書いていきまーす。



教訓
【弱い者に強く出る者ほど小心者である】

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