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頑なに被害者であり続けるということ。大病に倒れた母【ソード2】

極度の心配性だった母

ジブリの「借り暮らしのアリエッティ」を
ご存知でしょうか。



アリエッティのお母さんは、とても神経質で心配性。時にヒステリックでもあります。



うちの娘が小さい頃、そんな「お母さん」を見て、よく「ばぁばみたいだね」と言っていました(笑)



私の母です。


……ほんとだ!そっくり!!!!!


無駄にキーキーと不安がるし、心配するし、何だかもう、自分で作り上げた恐怖の渦に取り込まれて、自分でも訳がわからなくなる。


その恐怖の渦に、周囲の家族も巻き込もうとする。最悪、巻き込まれる🌪


更に言うと、自分で自分の機嫌を取ること、自分で自分を楽にしようとすることを頑なに拒み続けた人でもあります。


それは、思考の選択だったり、行動の選択だったり。


めちゃくちゃ頑固に、頑なに被害者であり続けた人生とも言えるでしょう。


更に、被害者という立場を取り続けることで、「あんたのせいで私はこんなに苦しんでいる!」と攻撃する手法を無自覚に繰り返しており、それが身を護る術でもあったのです。


確かに、母は本当に苦労の多かった人生だと思います。



自分を楽にするということを知らなかったこともあるのかなーと感じます。
深いところでは、常に自分にダメ出しをし続けていたことも知っています。



それは、娘としても気の毒に思います。



そんな生き方を数十年続け
とうとう…



60代半ばに大病に倒れ、今はもう自力でご飯を食べたり、嚥下する力もなくなり、寝たきりの状態になってしまいました。



なんで、こんな事に…
何も悪いことはしていないのに。
生真面目すぎるほど、真面目に生きてきたのに。

なぜこんな目に遭わなければいけないのか。


本人含め、周囲の人は皆口を揃えて言いました。


うんうん、、そうだよねぇ。確かに。



しかし…私には、その理由が分かる気がしています。


ソード2が表すもの


このカードを見ると、そんな母を連想してしまいます。


このカードは、目隠しをした女性が、両手に剣を持ち、胸の前でクロスしています×

背後には感情を現す水や月。
女性は、それらに背を向けて座っています。
その上、目隠しまでして。

私は、深い感情や本音を押し殺し、24時間、365日、臨戦体制という印象を受けます。

でもね、目隠ししてるから、何をどう恐れているのか自分でも分かってないんじゃないかな?

しかも、持っている剣で攻撃したとしても、目隠しをしているから、見当違いな場所を突いてしまうことでしょう。


時には、不要な傷を相手にも自分にも負わせてしまうことになりかねません。

【正しく恐れ 正しく向き合う】

ということを伝えてくれるカードのように思います。


思いが念(呪い)に変わる時


さて、もう一つ。


私は、このカードに触れた時。
対象者の状況によっては、ゾッとする感覚を覚えます。


それは背後に潜む海(?)の中に膨大に蓄積された念を感じるからです。

しかも、念の元になっているものが「恐怖」や、「不安」という感じがするのでね…


ぐわーっと鳩尾に迫り来る闇みたいなものを感じて


おえぇっ🤢となります。


【人の一念岩をも通す】


あれ。
案外、そうかも知れないと思います。


良くも悪くもね。


「生霊」とも表現されるものですが。


体調不良の原因になったりもしますので。
私の体感としては、生霊が原因になるのは2割くらいかなぁ。個人差はあると思いますが。


リーディングでそのように感じたときは、じゃあその念の質や色はどんなものなのか…


それを他のカードを読みながら感じ取っていく。


そんな作業をしています。

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