晦日、大晦日。

画像1 今年は、お餅つきは、ひと臼だけ。29日は『苦を持つ』からと、昨日、つきました。蒸かした餅米の甘い香り。蒸し器の蓋を外せば、冷えた台所が湯気と香りで満たされる。
画像2 小さなのし餅と、小さな鏡餅を3組。後で食べ易い様に、小さな小さな鏡餅。いつもね、まんまるにならないのよね。
画像3 神棚も綺麗に磨いて、新しい御札に入れ替え、酒や塩、お餅をお供えして、新年を迎える準備が整いました。
画像4 天神様にも、鏡餅をお供え。葉付きの小さなミカン、売り切れていて…ふふふ♪載せられたミカンが申し訳なさそうに、鎮座していて可愛いです。
画像5 江戸時代から180年続く柚餅子専門店、本間屋さんの柚餅子をお供にお茶の時間。素朴で優しい飽きのこない味わいは、『あぁ、あそこの柚餅子が食べたいなぁ』って思えるのです。長く愛される理由が伝わる生柚子の香りがほわりと伝わる柚餅子です。
画像6 今年は、雪がなくて楽だけれども…やっぱり、寒い時には寒く、暑い時には暑く、それが日本には必要なのだと思います。大晦日だと言うのに、庭の土が見えるだなんて…物足りません。
画像7 大根に切りイカやがごめ昆布を入れて松前漬け風に漬け込むのは、冬の定番のお漬物。鉄鍋で炊くのは、おせちの黒豆。私は、シワの寄らないふっくら炊き派。
画像8 紅白なますも、お正月には欠かせません。大根なますは、年中作れる物だけれども、お正月には柚子の皮を刻み入れて、ちょっぴり特別に仕上げます。
画像9 家のあちこちも、お正月風な飾り付け。昔々のおもちゃの羽子板。レトロな感じがお気に入り。白猫福ちゃんは、私の後を付いて回っております。
画像10 去年は、身内で2人お見送りしたので、2年ぶりの寿ぎの飾り付け。
画像11 12月31日から1月1日になるとしても、いつも通りに時間が流れるし、目を閉じて眠れば翌日となる…それはなんの変哲も無い時の流れなのだけれども…神様を迎え新年を寿ぐ、感謝と安寧の願いを込めて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?