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ブラッドフォードという街【イギリスに住んでみて】

イギリスのブラッドフォード大学で平和学を学ぶために先月からブラッドフォードに住んでいる。来るまで知らなかったことだが、ここは人口の20~30%がインド・パキスタン系アジア人で、イギリスいちインド・パキスタン系アジア人が多い街だ。イスラム教徒も人口の25%を占める為、モスクもたくさんある。難民も1000人近く受け入れている、移民の街だ。

正直、街を歩く人だけで自分がいまどこの国にいるか当てろと言われたら、イギリスだとは絶対思えないだろう。

「アジアンマーケットがある」と言われて行ってみたら・・・''AL-HALAL''
あ、なんか違う。アジアだけどね、うん。やっぱり醤油は置いてないよね。

この街でアジア=南アジア。
東アジアはオリエンタルマーケットかチャイニーズマーケットと言えば通じるかな。アジアの広さをイギリスで実感中。

ブラッドフォードは1850頃から産業革命で一世を風靡した。当時の工場''Saltair''が世界遺産にも認定されている。世界の億万長者がブラッドフォードにいたらしい(面影ないなあ)。その頃から繊維産業が盛んで、1950年代にインド・パキスタン系の工場労働者が流入した。それが今の人口構成に繋がっている。
イギリスで最古のアジアン(インド・パキスタンのカシミール地方料理)レストランとして有名な''Kashmir''。安くてうまい。ありがてえ。

イギリスに滞在していながら、ここはどこだろうと思うことがよくあるのです。でも電車で15分も行くと、白人が中心のイギリスの風景。

リーズまで電車で20分。
マンチェスターやヨークも電車で1時間程度。
ロンドンまでは3時間…。

This is where I live in the UK !


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