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あれから何度も読み返す 意識が変わった「未来のチームの作り方」【読書の秋】

書くンジャーズ日曜日担当のふむふむです。

今週のテーマは【読書の秋】

せっかくあと少しで仕上がるという手前で、テキストが消えてしまった。

きっと書き直せっていう意味だととらえて、もう一度書く。

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目から鱗が落ちるってこういうことか。


仕事は楽しさ重視。

チーム内での得意、不得意を見えるようにする

自分の体調や気分を天気で表してチーム全員で共有

これはサイボウズ式編集長 藤村能光氏の著書、未来のチームの作り方に出てくるお言葉。

仕事って正直辛いのが当たり前だと思っていた。そのストレスをお酒や愚痴で解消するものかと。

そんな時代錯誤な働き方はもう求められていない。時代の変化のスピードにすっかり置いていかれている企業との格差はどんどん開くばかり。

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大企業であればシステムも、研修も揃っているのは確か。では、小さなところではこんな未来のチームを作ることは不可能?

そんなはずはない。

実際にシステムを導入できなくとも、アナログな部分からでも改善できる個所はたくさんある。むしろ、年配(シニア)が多い場所であれば、意識を変えていくだけでも効果はあるはずだ。

小さな世界で、世の中に取り残されていく不安と不満を抱えながら、悶々と過ごすよりも、その小さな世界の中で私がパイオニアになり、変革の助けになればいいじゃない。

そう勇気を与えてくれた。

最初に読んだ時よりも、藤村さんのお話を聞いて感銘を受け、何度となく読み返すうちに、コミュニケーションを円滑にすることの大切さが伝わる。

自分の機嫌や体調の悪さもあえて天気になぞらえて発表してしまうしなやかさ。

例えば、今日は家族や恋人と喧嘩したから落ち込んでいる、女性であれば月に一度のあいつの到来でイライラも最高潮、体調もすこぶる悪い、花粉症で睡眠不足、どうにもテンションが下がるなど、その日の体調や期限を先に申告してしまえば、相手も聞いてしまったんだから、気にかけて最小限の会話にする、滞りそうな業務をサポートするなどの先回りケアができる。体調に関しては誰にとってもお互い様なわけだから、最初に伝えたもの勝ち!

これは私が率先してやっていこう、それで全員が素直に表現できるようになればだいぶ開けた環境になる。

また情報を抱え込むことなく、誰でも見られる場所に蓄積するという点でも、システム化されていなければ、私だけでもやっていったらいい。誰よりも早く情報提供できたら、時間短縮に貢献できる。

規模の大きな理念に共感して働いているのだから、周りのこまごまとした悩みを観ずに済むようになれば、私の精神衛生上も良好。

小さな成功体験を伝えていけば、チームの改善にもつながっていけるはず。

と下っ端の私が一生懸命にチーム改革を考えている。


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8月に福岡でも行われた新刊発売記念を兼ねたトークイベント

―#サイボウズ式チーム本―  「未来のチーム」の作り方


当日参加した方は皆、口々にチーム運営の困難さを訴えた。話を聞いていけばいくほど、目指す場所は同じであることが伝わった。

誰もがより良い環境を作りたいと思っている。

チームのモチベーションや意識の向上、より良い結果を生み出すためにコミュニケーションを高めたい。

藤村さんは一人一人に真摯に言葉を選びながらアドバイスし、皆その言葉に頷き、聞き入っていた。

でも、残酷なことに時間は有限。もっともっとお話を聞きたかった。


チームメンバーがいかにいきいきと企画を出し、楽しんで仕事を行うことができるか、自分が自分がとチームを率いていくのではなく、あくまで下支えして輝かせるリーダー像が理想だというお話に共感した。

これこそ、未来のチームの作り方だよね。

それぞれの得意分野を生かし、全員が輝くことのできる場所を持つ。

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ふむふむさん、未来のチームをいっしょに作っていきましょう!

サイボウズ式編集部編集長であり、この本の著者でもある藤村能光さんの直筆サインを見ては勇気を振り絞る。

私の弱っちい意志を、今まででは考えもしない、全く未知の世界への挑戦のきっかけになったこの本に、感謝を込めて。

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