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「SPOOL」について

こんにちは。こんばんは。365日中300日は体調不良のふま君です。


今回のブログのテーマは、「SPOOL」というバンドについて紹介したいと思います。正直、アンダーグラウンドの世界ではかなり売れている方だと思いますので、僕が改めて紹介するのも気が引けますが、折角ライブにも行ったし僭越ながら投稿します。何卒宜しくお願い致します。m(_ _)m


SPOOL : 東京を中心に活動する4人組ガールズバンド。2019年2月13日 1stフルアルバム「SPOOL」をリリース。ジャンルとしては「シューゲイザー」「ドリームポップ」「オルタナ」の要素を含んでいる楽曲が多い。


僕は名古屋のFILE-UNDER(レコード屋)に取り置きしてもらっていたので、発売して1週間以内にCDをゲットしたはず。正直な話を言うと、このアルバムから聴き初めたので完全なるミーハーです。元々、「17歳とベルリンの壁」「揺らぎ」が好きで、そこの流れからこのバンドを知りました。


最初に1stアルバム「SPOOL」ついて感想を述べます。僕は本作より「退廃的な心地良さ」「気怠さの中にある優しさ」を感じました。歌詞がグッとくるというか突き放しもせず引き寄せもせず、ありのままを肯定するかのような気持ち良さが堪らなかったです。特に各楽曲の歌い出しからハっとさせらた歌詞が多かったです。流行りの音楽は、愛がどうだの・恋がどうだの・頑張ろうだの・共感が得られないんですよね。(僕が捻くれてるだけかもしれません。そういう音楽も大いに有りだと思います。)以下に一部の曲の歌詞を抜粋します。


1.nightescape「だんだんと迫る黒い影 and me アルコールとたばこの smell and you 〜」
2.Be my valentine「明日のことなんて考えなくたっていいよ 昨日のことなんて思い出せなくていいように 〜」
4.Shotgun「頭ブチ抜かれイカれた感覚 夢の中で泳ぐ君とランデヴー この愛のためだけに僕は絵を描いて、描いてく 〜」


いいですよね。グランジ感あって。「Shotgun」は完全にカートコバーンの自殺をイメージしましたし、「nightescape」のイントロは完全にNIRVANAを感じました。ちょっとした余談でした…笑


それでは、4/14(日)栄Party'Zでのライブの感想を。


この日は、小雨。小雨の夜にシューゲイザーを聴くなんて雰囲気抜群。アンコール含め6曲くらい演奏した。最初の2曲目くらいまでは、僕は気持ちがあんまし乗らなくて、「あっ今日そんなにテンション高くないかも、気持ちが追従しないかも」と不安になっていた。でも不思議と、3曲目くらいからスイッチが入って轟音に身を委ねることができた。全体を通してギターのショウジさんの音が少し小さいなと思っていたところ、やっぱりアンコール前くらいでコバヤシさんが耳打ちして、ショウジさんがアンプのボリュームを上げていた。アンコールになるとお客さんも沸いて、アウトロの余韻は甘美だった。名古屋の土地でもSPOOLを表現できていた。最高。ただ僕の思いとしては、1stアルバムの12曲 42分を何度も聴いて予習してきたので、6曲では物足りなかった。そこはライブハウスの事情・ブッキングの事情・ツアーの事情があるから強く言えない。だからこそ次のツアーではより大きくなった「SPOOL」を存分に味わいたい。名古屋に来たらまたライブを見に行く。


以上となります。僕にとってお気に入りの「水色」のCDが一つ増えましたとさ。めでた しめでたし。

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