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#世界はサインに満ちている
モリアル開墾日記・3
アトリエギャラリーを森の中に構えて半年が過ぎた。森のアトリエアルティオ 。はしょってモリアル整備は少しずつ前に進んでいる。
新緑だった春から梅雨を経て、緑の濃さは勢い増し、気がつけば秋。毎週末仙台から川崎町青根へと通っているわけだけど、7日ごとに自然の色が変わっていくことに驚いている。
森の暮らしは、やることだらけだ。手を抜くと、というか、なすべきことを先延ばしすると、間違いなくしっぺ返しを食
モリアル開墾日記・2
10月13日、藤崎百貨店で16回目、旅個展としては59回目の個展を終えた。初個展は1997年。売れても売れなくても、売れるかどうかわからない絵をひたすら描き続け、毎年回を重ねてきた。よくもまあ描いてきたものだ。
ぼくは俗に言う画壇に属していない。画壇とは「〇△展」と呼ばれる会派だったり、〇〇先生のお弟子さんだったりを指す。モノの本によっては、日本の絵画の世界では画家として生業を立てるなら画壇に属
モリアル開墾日記・1
絵描きのぼくが、自分で自分のギャラリーショップを持つことになるなんて、10年前は考えてもいなかった。もう誰も覚えていないような仕事の原画を処分できない言い訳に、「いずれ美術館がたった時に必要になるから…」なんて冗談で言っていたことはある。
それがあれやこれや、ありえないような出会いと縁が重なり、「持ってしまった」のが7年ほど前のことだ。名前はアトリエアルティオ。名前は好きなケルトワールドの熊の女
小さなサインと雨しずく
変則的な祝日ですね。雨の中、川崎町青根の森の新アトリエへきています。
仙台の立町に構えているギャラリー店舗のテナント契約も8月いっぱいで終わり。ちょっと寂しい。
テナント退去は借りた時に戻すのが基本です。実はプロパンガス収納倉庫が殺伐としすぎてたので、数年前に花をペインティングしました。もちろん友達のオーナーに許可を取ってね。
そういう経緯もあってか、友人オーナーが「壁面アートは消さんでいい