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100巻越えを効率よく【#連休に読みたいマンガ】

休みの日、出かけるのもいいけれど、このGWは家でのんびり過ごしている。

で、今回の休みのお供は、青山剛昌・著『名探偵コナンvs黒ずくめの男達PART4

名探偵コナン。
言わずと知れた、国民的探偵さん。
高校生探偵・工藤新一が、悪い奴らに飲まされた薬が原因で小さくなって、江戸川コナンと名乗って小学生として活躍する推理マンガでおなじみだ。

アニメも好評で
「最新作の劇場版、観てきたよ」
というnoteをたくさん見かける。
マンガ連載は30年近くなり、単行本も100巻を突破したという。

連載が開始した頃、こんな長編になるなんて思ってもみなかった。私自身、50巻までは所有していたけれど、いつまでたっても完結しないのに焦れて、単行本で追うのはやめていた。

それでも大筋の、
果たして主人公は高校生に戻れるのか!?
ってところと、
主人公を陥れた悪い組織との対決はどうなるのか!?
ってことが気になって、特別編集コミックスを読んでいる。

この特別編集コミックスが、スグレモノだ。
作品が長くなると、私のような脱落者が出てしまうものだ。
だがこの特別編集は、そんな脱落者が、いつ戻ってきても受け入れてくれる。
「これ誰?」と思う人物がいても登場人物紹介のページで教えてもらえるし、「この事件は知らないなぁ」と思っても簡単に解説してくれるページがある。
続けて読んでなくても大筋は理解できるのだ。

しかも「もっと知りたい!」と思ったら、エピソードがどの単行本に掲載されているかも書いてある。気になった巻から手に取ることも可能だ。
…うまいなぁ。

あと、人気キャラクターに焦点を当てたセレクションも存在する。


だいたい、悪い組織との対決だけだったら、物語はこんなに長く続かなかったと思う。便利グッズを使って少年探偵団が事件を解決する推理物だけでは、すぐに飽きられてしまっただろう。

大人が楽しめる事件や女子が好むラブコメも、いろいろ引っくるめているからこそ、長く愛されている理由じゃないだろうか。
しかも何気なく読み飛ばしていた部分が伏線で、それが後々回収されたりして、まったくもって油断がならない。

ただし作品は、もう30年になろうとしている。そろそろオチがわかってもいい頃なんだけどなぁ。

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