大河ドラマ『光る君へ』第8話・招かねざる者×本屋さんに行ってみよう
日曜日の20:00から今週もみました。大河ドラマ。
主人公なのにまひろ(吉高由里子さん)が恋愛面でかわいそうすぎ回が続きすぎて心痛いです。なかなか珍しい大河ドラマ主人公の序盤をみていてドロドロした中にも新鮮さも感じる『光る君へ』です。
・『光る君へ』〜7話振り返り
打毬シーンは、音楽も素敵だったし平安のスポーツを映像で観れて『あー!男子爽やかでいいなぁー』と思ってたら控室での本音トーク。打毬シーンとの差がありすぎてまひろが辛すぎる〜と悲しくなりました。
・『光る君へ』8話をみる
今回は父・兼家(段田安則さん)が倒れ大混乱な回でした。藤原詮子さま(吉田羊さん)が三兄弟より肝がすわっていて兼家みたいでした。
倫子さま(黒木華さん)の縁組もあーーー進み出しました。まんざらでない顔、恋する乙女そのもので、黒木華さんすごっ!!と思いました。
今回の見どころはなんといってもまひろ×ミチカネ(玉置玲央さん)が対峙したところです。知らないから仕方ないかもしれないけどミチカネの空気読めてない感がすごくて、、まひろの辛さや苦しみが増して伝わってきました。今回もまひろ辛すぎる、、、
本当に身バレしてしまった直秀のその後が気になる終わり方で道長(柄本佑さん)の何とも言えない表情が辛く感じました。身分など関係なく友になり、想い人と添い遂げられるかもしれない。そんな希望が消えた表情に見えて印象に残りました。
来週も楽しみです。
・(『光る君へ』8話おまけ+これからについて考える)
母が『なんかねー安倍晴明は野村萬斎さんなんだよね』と言うから、ユースケ・サンタマリアさんの安倍晴明がしっくり来てなかったんですが、間違ってました!!回を増すごとに不気味な恐怖感を感じさせる、役者さんってすごい。
史実を鑑みると、父・兼家の病気は演技かもしれないと思いながら、いつ起きるんだ?と思いながら見てましたが今週は基本寝たままでした。これが兼家の自作自演(協力・安倍晴明、ミチカネも?)で花山天皇と道兼を引き合わせ今後の展開に繋がっていくのならすごい権力への執念。
今回はこれから主要登場人物がどうなっていくのかほんのり伝わるようにえがかれていました。京を離れる、海、倫子さまとの縁談、、。
このお話はまひろが母となり京に戻ってきてから、人生の後半部が楽しみの絶頂期だと思っています。
主人公の人生を音楽で表現しているオープニング、後半部、わたしは濁流のようにメロディーが押し寄せてきて最後に何かを成し遂げるように華やかに終わる感じで聴いています。
その辺りが物語の後半部になると思うのでわくわくします。
倫子さまも見目麗しい乙女ではないし、魑魅魍魎の内裏の世界でまひろがどう生き抜いていくのか、倫子さまがどう描かれるのか演者さんが黒木華さんなだけに楽しみでなりません。
と、今回の話をみて、近く訪れる新たな展開やそのもっと先がすごく楽しみなってしましました。
・『紀行のコーナー』
琵琶といえは物悲しい音色にベタですが『平家物語』を思い浮かべます。
1000年も形を変えず引き継がれる、今の世の人が1000年前の音色を聴ける素晴しい伝統楽器なんですね。
滋賀県長浜市
≪木之本町≫ JR「木ノ本」下車、すぐ
・『光る君へ』関連本
この世をば(上下巻)・永井路子/朝日新聞出版
『光る君へ』本で何が人気か考えてみたらやっぱりこの本読みたいー!となります。道長のお話、どうやって時の権力者になったのか、読んでみたい本です。