美魔女は褒め言葉ではない
たまにではあるが私は
「美魔女ですね〜」
と言われる。
恐らくこれは褒め言葉のつもりなのだろう…。
でも私は「美魔女」という言葉があまり好きではない。
某有名雑誌の美魔女コンテストにも
出ないかとお誘いを受けたことはあるけれど
丁重にお断りした。
50代の私が水着姿で大勢の目の前で
ウォーキングするなんて
考えただけでも悍ましかった。
勿論、そうは見えない美しい人が
美魔女コンテストには沢山出ているし
見られる事で輝くという意味も
なんとなくわかる。
恐らくそのコンテストに出場する為に
物凄く努力をしているであろうことも
容易に想像できる。
でも…
美魔女ってそもそも若い子には使わないよね…
というのが私の思い。
美魔女と言われた途端
「あなたはおばさんだけど割といい感じの方ですよ」
と慰められている気がしてしまう…。
勿論、相手は100%の善意で
そう言って下さっているのも
理解出来るだけに心中は複雑極まりない。
そもそも美魔女というその言葉は
「外見」でしか判断されていないように思え、
私自身が外見だけで戦える時代が
とっくに過ぎ去ったと自覚しているだけに
微妙な気持ちになるのだ。
褒めてくださっている方からすれば
100%の善意なので私が
こんな風に感じていることを知れば
「素直じゃない」
「偏屈」
という言葉で片付けられてしまう事もわかる。
でも私は
「美魔女」ではなく
「素敵な女性」
と褒められたい(笑)
ハンサムな女でいたいのだ。
だって女優さんの
天海祐希さんのこと美魔女って言います?
吉田羊さんのこと美魔女って言います?
松嶋菜々子さんのこと美魔女って言いますか?
素敵な人には皆、ちゃんと
「素敵な女性」
って言っている気がするんですよね(笑)
私もそんな風に言ってもらえるように
自分を磨いていけたらと思っています。
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