見出し画像

峯村敏明「人間と物質展の真実」について

このたび、わたしがプロジェクトディレクターを務める「アートライティングスクール」のnoteを公開しました。

「アートライティングスクール」とは、この夏開催される「東京ビエンナーレ2020/2021」のソーシャルプロジェクトのひとつで、アートをめぐる書く技術を鍛える学校。2020年の1月より、各方面の専門家に教えられながら、レビューやインタビューなど、さまざまな文章を実践的に学んできました。

その学習の成果を発表するメディアが今回ローンチしたnoteです。第一弾となるコンテンツは、「人間と物質展の真実」。2020年の2月に、同展の事務局を担っていた美術評論家の峯村敏明さんをお招きし、公開インタビューとして、同展の経緯や背景について詳しくお話を伺いました。

「人間と物質」展は、日本の戦後美術が国際的な水準に初めて到達したエポックとして、今も語り継がれる伝説的な展覧会ですが、それがどのように準備され、どのように評価されたのか。美術評論家の中原佑介による「between man and matter」というコンセプトを醸成したのは、どんなアーティストだったのか。峯村さんのお話はたいへん貴重な証言です。

そればかりではありません。峯村さんは美術評論家として活動していくなかで独自の芸術観を練り上げてこられましたが、その「生きられるシステムとしての芸術」という考え方をきわめて説得的に語っていただきました。今回のインタビュー記事は、峯村理論を理解するうえで、絶好の手引きとなるにちがいありません。

文字起こしから編集までを手掛けたのは、アートライティングスクールの受講生たちです。一年あまりの時間をかけて、ていねいに編集しました。読み物としておもしろく読めるように心がけて編集しましたので、ぜひご覧になってください。



#アートライティングスクール #美術 #アート #峯村敏明 #人間と物質 #福住廉


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?