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税金の使い道は…

コロナ禍に限らず、普段から役所の税金の使い道について疑問に思うことが多い。特に「観光」にかける予算だ。
「観光のド素人が公のお金を使って、無駄な事をするな!」というのが本音である。

先日も、とある筋から『◯◯観光連盟と△△広告代理店が業務提携し、ついては△△広告代理店からの依頼で、観光商材をたくさん作って欲しい』と当社に依頼があった。もちろん有償だ。

有償金額は、それなりの額だが、最も懸念する点は『売れなくてもいいから、とにかくたくさんの商品が欲しい』という点だ。悪く言えば、「作りっ放し」で「後のことはどうでも良い」と思われても仕方がない。

この話、結論としては断ったのだが、私が断ろうが誰かが遂行するのだ。

そして全体予算◯千万円という莫大な「税金」が泡と消える。

この公金を狙って、大手旅行会社や広告代理店、地方創生を謳う専門の会社などが集まる。お金を出してくれるのは役所なので、結局は役所の書いた筋書き通りとなる。

これらの策が成功し、継続的に誘客出来ることはほぼない。
毎回、側で見ていて、「本当に何やってんの…」と呆れるばかりだ。

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