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一冊の本を世に出すということは、私の想像していたよりもはるかに大きな影響を自分自身にもたらしてくれました。

その中でも最大のものは、謙虚になったこと。

これは自分でもかなり意外な結果でした。

というのも、本を出す前は「著者というのはすごい人たちだ」という先入観がありましたので、もし自分がその仲間入りを果たした暁には、自分はすごいとまではいかなくとも、多少胸を張るくらいは許されるのではないかと思っていたからです。

しかし、とんでもありませんでした。

本を出すことはたしかに素晴らしいことですが、それだけでは不十分だと思うのです。

多くの人々のお役に立ってこそ、本というものは輝くものだと思うからです。

そう考えていくと、出版はゴールではなくまさにスタートであったということがわかるようになりました。

本が版を重ね、多くの読者のお役に立ち、版元に利益をもたらしてこそ、一人前の著者であると私は思うのです。

発売から一週間が過ぎたいま、これから拙著がどのようにみなさまに受け入れられていくのか、はたまた受け入れられずに厳しい成長の糧となるのか、私には知る由もありませんが、前者の道を歩めるよう、自分にできることは精一杯行うという覚悟で日々を過ごしております。


拙著『ビビリ投資家が考えた、買ったら永遠に売らない株投資法』(ぱる出版)を、みなさま、どうぞよろしくお願いいたします✨

(全国の書店、Amazon等のオンラインストアにて好評発売中です)


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