ニューヨークのワークマン? "TRADESMAN"
前回は日本のワークウェアを支えるワークマンについて紹介させて頂きました。
当然ですが、ワークウェアの原点ともいえるアメリカにも様々なワークウェア出身のブランドがあります。Levi'sやDickies、carhartなどがその代表例でしょうか。その丈夫さからストリートシーンでスケーター達が着ているのもよく目にします。
今回はそんなアメリカのワークウェアからおすすめ商品を紹介したいと思います。
TRADESMANとは
画像引用:ACE APPRAREL & PROMOTIONS
ACE DROP CLOTH &Co.というアメリカのニューヨークにて80年近くもの歴史があるワークウェアやグッズを販売している老舗企業のパレルブランドです。
今回紹介したいのはその中でもPAINTER PRODUCTSという、いわゆるペンキ屋向けのラインが展開するペインターパンツです。
おすすめする3つのポイント
1つ目は「真っ白ではない生成りの色目」です。
これは個人の趣味にもよりますが、僕は真っ白のパンツって見た目にもキレイ過ぎて少し抵抗があります。ちょっと照れくさいというか・・・。生成りのカラーは適度な上品さで履きやすいです。
2つ目は「通年履ける適度な生地の肉厚さ」です。
ワークパンツってその丈夫さゆえに生地がかなり肉厚なものが多いですよね。真夏には暑すぎてとても履けないような・・・。こちらは適度な薄さで夏でも履きやすい生地感です。
3つ目は「アメリカのワークウェアらしからぬシルエット」です。
リアルなワークウェア、しかも本場アメリカの。そうなるとどうしてもシルエットが太くなりがちですが、適度な細さでスッキリしたシルエットです。
あと、もう1つだけ伝えたいのが、ブランドのネームがかわいい。配色が洒落ています。
ペインターなのにハンマーループ
ペインターパンツの商品説明にハンマーループについて書かれていることがよくあります。その名の通り、ハンマーを引っ掛けるためのループです。(下記画像)
「ペインターなのにハンマーループ?」と疑問に思ったことありませんか。僕はとても違和感がありました。
"諸説あり"ですが、調べてみて自分が一番しっくりきた説を紹介します。
実はペインターパンツの誕生はカーペンターパンツ、いわゆる大工用のパンツから由来しているとされています。
カーペンターパンツは主にデニム素材のものが多いですが、それをペインター向けに一番よく使われるペンキの色に近い白や生成りの素材に置き換えたものがペインターパンツです。
その際、生産効率を重視する目的からカーペンターパンツからデザインを変更せずに生産され、ハンマーループが残ったと言われています。いかにもアメリカらしいですね。
小難しいルーツの話は抜きにして、値段もお手頃でおすすめのパンツです。
これからもたまに自分のお気に入りの服や雑貨を紹介していこうと思います。こんなアイテムのおすすめを教えて欲しい等、リクエストがあれば気軽にお問い合わせください。
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