【振り返り】7月7日の巨人戦について

昨日の登板を振り返ります。

1週間の取り組み

先週取り組んだのはフォームを意識しないフォームづくりでした。
言い換えるなら投げる形(見た目)よりも投げた感覚を優先させたってことです。

きっかけは前回横浜戦の映像を見返したときでした。
映像を見た僕は「フォーム(形)は悪くない、でもなんか動きがぎこちない」と感じたんです。

フォームを連続写真のように切り取って見たら違和感がないのに、一連の動きとしてみるとスムーズな動きとは言えませんでした。

言葉で表すなら
「そーっと投げてる」
「どこかをかばって投げてる」
「おそるおそる投げてる」
みたいな感じです。

なので「ぎこちない動きに見えるのはなぜか?」と自問自答し、紙に書き殴りました。
そして書き出した理由のなかで1番試したいと思った「フォームを意識しないフォームづくり」を選んだというわけです。


1週間取り組んでみて、動きのぎこちなさは「思い込み」から起こるってことが体感できました。
ある意味ではイップスと通ずるところがあるのかもしれません。
それに気づいただけでも充実した時間を過ごせたと思ってます。

他にも
・グローブ
・スパイク
・試合前のキャッチボール
・試合中のイニング間の過ごしかた
なども変えました。

一気にいろんなことを変えてしまったので、良い実験とは言えません。
ですが、それぞれから何かしら次へのヒントが得られたら十分かなと思いました。

試合について

いつもなら前日くらいから頭の中は試合でいっぱいになるのですが、今回は違いました。
前日にある出来事が起こり、そのことばかり考えてしまっていたからです。
「明日は試合なんだから、考えないようにしよう」と思えば思うほど、苦しい気持ちになっていきました。

その出来事が何なのかは言えませんが、今もなお思い続けています。


大野さんがつくってくれた良い流れを止める形となってしまいました。
ミスというよりは力負けです。練習して強くなるしかない。

序盤から飛ばしていきました。
何回まで投げれるかは不安でしたが、6回までは普通に行けてホッとしました。

序盤から飛ばした理由は、僕が先発に転向したときに考えた自分の強み
「速い球を投げること」
「投げる体力があること」
をもう一度取り戻したいと考えたからです。

結果が出ないと自分のダメなところに目が行きがちでした。
「なら自分の得意なところだけにフォーカスすればいいんじゃないか」と考えたんです。


久々にタク(木下)と組みましたが、相変わらず良いリードをしてくれます。

京田やタンケ、ミッツ(三ツ俣)のプレーにも助けられました。
カンタンな当たりなんてほとんどないのに、当たり前のようにアウトにしてくれてホントすごいと思います。


山口さんとの投げ合いは初。
僕は先発に転向したときに山口さんをお手本にしていたので投げ合えて嬉しかったです。

力感はないのに差し込まれるストレートに、空振りのとれるフォーク。
レベルの高いピッチングを見れた経験を活かして、僕ももっと成長していきたいです。


丸さん、ボール球を逆方向にホームラン打つのは反則です。


次に向けて

ぎこちない動きで投げることは減りましたが、まだ減らせそうです。
これから映像を見ながら「思い込み」を書き出したいと思います。

そして「やってみたいな」と思ったことを毎日試していきます。

さいごに

昨日は七夕でしたね。
七夕と言えば「1年に1回しか会えない」ことが有名ですが、今は「いつでも会えるから大丈夫」と思うことが多い気がします。

友達、親、恩師、お世話になった人と最近まったく連絡を取ってないという人はいませんか?
「いつでも連絡とれるから今はしなくていいかな」と思っているとそのチャンスが一生来ないかもしれません。

やってみて恥ずかしい思いをする後悔より、やらなかった後悔のほうが強く残るそうです。
最近そんなことをよく考えるので共有させてもらいました。


次勝てるように頑張ります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?