自己開示のポイント
今日まで【自己開示】【ジョハリの窓】について書いてきましたが、今回は人との関係作りの際に意識しておきたい、自己開示の仕方について書いていきます。
前回、開放の窓は大きい方が良いと書きましたが、自己開示だからと、自分の話をしたらよい!という事ではありません。
自己開示は、コミュニケーションツールです。
という事は、一方的な会話(自己開示)では成立しないという事です。
一方的に話しすぎると、逆に相手との距離が広がってしまいます。
会話のスタートは良くても、話が長引くにつれて「聞いてもないのに、この人はなぜ自分の事ばかり話すのだろう。」と相手を不快にさせる可能性があります。
相手の話にも耳を傾ける事が必要です。
私「この間の休みに、ディズニーの最新作を彼氏と見てきたんですけど、それがめっちゃ感動して、最後は泣いてしまって!」
相手「そうなんだ!泣くほど感動するんだね。私はディズニーは見ないな。」
私「えー!本当に感動するから見た方が良いですよ!特に、主人公が本当に頑張り屋さんで!」
相手「そうなんだ・・・。(私はアクション映画が好きなんでけどな。」
一見、私はこんな人です!こういう事が好きです!と自己開示をしているようにも見えますが、皆さんお分かりのように一方的会話ですよね。
相手側は「私は見ないな」と言っているのに、自分だけが楽しい話を続けてますよね。
この、自己開示コミュニケーションで、良い人間関係の構築は出来るでしょうか。
おそらく出来ないでしょう。
良い人間関係の為を構築する為には、自分も相手も興味の持てる話題を探し広げていくことが重要です。
その為には日ごろから、周りの人の対して
①興味を持つ
②観察する
③気付く
④考える
⑤行動する(考えた結果、行動しないの選択もOk)
大まかではありますが、この5つの流れが、自己開示を含め良い人間関係構築に必要だと、私は考えています。
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