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#102 ソーシャルワークに国境なし されどソーシャルワーカーに祖国あり。

先日、中学時代の尊敬する恩師に会いに、母校に行きました。

今、先生は母校の校長を務めています。
来年で定年を迎えるとのこと。

中学生時代、とてもお世話になった先生だったので、何かあったらメールを送るようにしています。

母校へ行くのも本当に久しぶりでした。変わらない校舎、変わらない校庭。
ちょうど夏休み期間中ということもあり、部活に励む生徒の声が響いていました。

久しぶりに会う先生は、どことなく疲れた表情がありました。

しかし、話し始めた途端、お互いイキイキと話し始め、以前会った時と変わらない、熱い表情に。

近況報告から地球課題まで、さまざまな話をしました。
その中でも

福島のこれからを担う子どもたちを、どう育むか、その環境をいかにして作るか

その話をしていたときの先生は、とても輝いて見えました。


先生が話していた中で、とても印象的だったことばがあります。


学問に国境なし
されど学者に祖国あり

多種多様な学問がありますが、いずれも世界共通だったりします。
しかし、研究する人々には母国があり、故郷がある。多くの人々は、自国のため/故郷のため、研究成果を還元することを考えるのではないか__

新型コロナにおいても同じことが言えます。未曾有の災害のため、ワクチン開発を進めている。これは人類のため。
一方で、いちばん最初はやはり自分の生まれ育った国の人々のため、もっといえば、自分の家族のために投与したいと思うのではないでしょうか。


ソーシャルワークに国境なし されどソーシャルワーカーに祖国あり。

ぼくは、まずは生まれ育った福島のために活動したいと思うし、そういう思いを持つ人々が増えるよう、福島をソーシャルワークの力で、より良いまちにしたいと思っています。

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