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#253 非難されない人はいない

最近、自分の心にズシンと響いた一節を紹介します。

ダンマパダ「怒りの章」
アトゥーラよ

アトゥラよ、これは古くして
今に言われたことにはあらず
黙して坐る者を非難し
多く語る者を非難し
適度に語る者をも非難す
世には非難されぬ者なし

もっぱら非難されるのみ
もっぱら称賛されるのみ
そのような人は過去になし
未来にもなし、今もまたなし

慧と戒とをよくそなえ
無欠の生活をする知者を
賢者が一日一日に
吟味し称賛するならば

ジャンボーナダの金貨のように
誰がかれを非難しえよう
神々もかれを称賛し
梵天さえも称賛す

(片山一良先生 訳)

ちょっとわかりづらいかもですね。。。
ネットで、上記の文を子ども向けにしたものを見つけたので、引用させていただきます。

○子供のためのダンマパダ

非難されない人はいない
黙っていても、多く話しても
てきとうに話しても
誰かに非難されます

非難されるだけ
誉められるだけ
そんな人はいませんよ
過去も未来も現在も

よく勉強し
道徳守る子供を
親や先生がよく見ていて
誉めるならば

誰もその子を
非難できない
神々も神々の王も
彼を誉めるだろう

https://webryblog.biglobe.ne.jp
(なんと、自分がメモってあとで記事化しようとしたときにウェブリブログが閉鎖してしまいました...引用元明らかにできずすみません....)


周りの目を気にしない!
自分らしく生きる!

と自己暗示をかけること、しょっちゅうあります。

一方で、気にしないとうまくいかないことがあります。

集団だから。
社会だから。

ふとしたとき、周りにどう思われるか気になる心理は働きますよね。

誰だってそうなんじゃないでしょうか。

自分は嫌われているんじゃないか
裏で陰口言われてるんじゃないか
嫌々従ってるだけなんじゃないか

誰だって非難されます。


そう思えば、ほんのちょっと、気持ちが軽くなりませんか。

ただ謙虚に誠実に、自分が良いと思う事を成していけばいい。

誰もが誰かを非難する。

ならば、自分だけは、自分を非難することないよう過ごしたいものです。

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