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高収入!?介護・福祉の仕事!のからくり。ぼく年収460万円です。

今回はお金の話です。

正直、ぼくは大学卒業後、一般企業に勤めている友達と同等、またはそれ以上の収入で働いてきました。

しかし、14年も経ったいま、抜かれる人には抜かれています。
というより、14年もまぁまぁの収入で続けていたのが奇跡です。

手取り25万、年収460万

これがぼくの現在の給料です。
これ、かなり良くないですか?
かと言ってぼくは月に残業を1時間くらいしかしていません。
あ、ちなみにその1時間は残業代つきませんが。ww

ちなみに基本給は22万円です。
え、待って。
22万円×12カ月=264万円
賞与4.4カ月分×22万円=88万円
合計352万円
え、ホントに460万円もらってるんの??

はい、本当にもらってます。

福利厚生、手当で暮らす福祉の仕事

すごいざっくりした計算なので100万円以上を何で回収しているのかというとそのほとんどが手当なんです。
つまり、いつなくなるかわからない収入が年間100万円あるんです。
・時間外手当
・資格手当
・役職手当
・扶養手当
・夜勤手当
・特殊業務手当
などなど
給料の1/4が手当なんです。

そのなかでも大きな割合を占めているのが夜勤手当です。

毎年ドキドキの人事

勘のいいかたはおわかりかもしれませんが、入所施設を持っている社会福祉法人にいるということは異動がありうるということです。
大企業とは違い地方に行くなんてこてことはありませんが、同じ敷地内でも通所施設、つまり夜勤がない部署に異動する可能性があるということです。
正直30代後半で年収460万なんて高収入とは言えません。

実際、ぼくはこの4月に異動になり夜勤のある部署ですが、9月現在で夜勤をやらせてもらっていません。
それは人不足に伴う教える機会がないからということです。
当然、異動となれば対象の利用者が変わるので教えてもらわなくてはなりません。しかし、人不足という理由でそれが半年以上ストップしています。

ちなみに夜勤手当がなくなるということは年間で約50万円の減額になります。
働く時間が変わっただけで、拘束時間は変わらず、年間50万円減る。
年収460万円の人から50万円がなくなるというのはかなり痛手です。
そうですね、ぼくのお小遣いを1年間カットしても足りません。

生涯年収を考えよう

このように、月収、年収だけを見て就職するのはかなり危険です。
特に、求人票には月収は書かれていますが、年収のイメージなどはつかないものが多いです。

大きなお金が動くところは特にチェックしておく必要があります。
一つは賞与です。
基本給が他と比べて高そうに見えても賞与が出ているのか、過去の実績をよく見ておく必要があります。それは年収につながってくるからです。
そして、もっと大切なのは退職金制度です。
ぼくが働いている施設は退職金共済に加入しており、30年以上勤めて定年まで働けばおおよそ1500万円くらいはもらえます。
退職金というのは成果ではなく、どれだけ長く働いたかで支給額が決まるシステムになっているので転職するかたにはかなり不利なシステムになっています。
この1500万円を棒に振って生涯年収としてどこで回収するのかはしっかりと設計して転職する必要があります。

今日は福祉の仕事のお金の話でした。

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