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【やってみた】オーブン陶土と普通の陶芸の違い(7)成形3回目の塗りと本焼き 立体の塗りのコツ等


元々は窯で焼く通常の陶芸をしていたのですが、昨年からオーブン陶土での制作にチャレンジ。
制作の記録をつけています。

今回は、こちらの続きです。
(間に別の作業(6)が入っています。)
【やってみた】オーブン陶土と普通の陶芸の違い(5)成形3回目 立体も作ってみた、作りやすさは?

こちらの日付が11月頭⁉︎素焼きと着色の間が空いても問題ない筈ですが、さすがに放置しすぎました。
自宅だと、気が向いたら、いつでも作業できるメリットがありますが、気が向かないと、いつまでもやらないという罠も⁉︎

オーブン陶土に変えてから、初めての立体感のある作品。
リスの縞模様を描く時、一度に両側の模様を描こうとすると、持つ場所がなくなるので。
以前は、どうやって描いていたか、しばし考えました。
そして、片側だけを描いて、乾かしてから、もう片側を描く、という方法に落ちつきました。
竹ひごか何かで持ち手をつけるとか、他の方法もありそうですが、片側ずつ、が一番お手軽かと。

リスを作っていると、黄土色や茶色の絵の具ばかりが減るので、今回は黄色や赤を入れて混色してみました。
塗り終わったのが、こちら。

乾かしてから、コート剤を塗ります。コート剤は、厚塗りすると気泡が入りやすいようなので、薄塗りで重ね塗りします。

薄塗りの重ね塗りのつもりでも、たまに気泡が入ったので、今回はさらに気をつけて塗りつつ、コート剤を一晩乾かしから焼きました。
コート剤の乾燥時間は公式サイトでは30〜40分とあり、今までは塗った日に焼いていたので、念のためという感じです。

着色とコート剤後の焼きは110度のオーブンで15〜20分。素焼きとは温度も時間も異なります。

結果、今回は目立つような大きな気泡が入らず、上手く焼けました!

…ですが、筆から抜けた毛が付いてしまったものが一点ありました。

豆皿箸置きの右下あたりに注目!


焼く前に取ろうとしたら、コートが小さく剥がれてしまい、失敗作に。
コート剤を乾かす前に、取り除く必要があったようです。

なかなか失敗作ゼロにはなりませんが、箸置きサイズの作品ならば、コツを掴めてきたような気もします。

平たい横向きのリスの箸置きと、後ろ姿のリスの豆皿箸置きは、亀戸の動物カフェ「シマリスカフェ 〜アースのおみせ〜」さんに近日納品予定です。*入場料あり、ワンオーダーが必要です。


立体型の箸置きは、駅ナカのイベントでお披露目予定です。

次は別のタイプの作品に挑戦したいです。


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