【展覧会】おかんアートを知ってますか？「Museum of Mom's Art ニッポン国おかんアート村 」

渋谷公園通りギャラリーにて1月から4月にかけて開催された展覧会
「Museum of Mom's Art　ニッポン国おかんアート村 」。

（公式サイトより引用）作家・編集者・写真家である都築響一とおかんアートをこよなく愛する下町レトロに首っ丈の会をゲストキュレーターに迎え、2000年代初頭から「おかんアート」と呼ばれて密かに注目されてきた、「母」たちのつくる手芸作品の数々、1,000点以上を紹介する展覧会です。

少し前に観に行きましたが、載せそびれていました。

おかんアートという言葉、ご存じでしょうか？
ネットではかなり取り上げられて、面白い物が好きな人の間では有名になりつつあります。

気になっていたので、実物を沢山観られて楽しかったです。

人形や飾り物等の手芸品、子供の頃には親戚の家や実家でもよく見かけた記憶があります。
既存キャラクターを真似て作っている風で、絶妙に違うものになっているという独特なジャンルです。（販売したら違法ですが、個人で、ご家庭で楽しむ分にはOK。）

タバコの包み紙を折り紙にしたり、軍手や紐で作る動物など、身近な材料を使うのは、昭和の頃には大流行していました。100均ショップ等で、当時よりも安価な材料が手に入りやすくなってからは、素材選びに変化はあるのでしょうか？

手芸本や手芸キットも展示、レトロなデザインが今見るとなんだかオシャレ。

「おかん宇宙のはぐれ星」として、都築響一特選の3名の作家による特別展示もありました。

巨大なコラージュ！新聞折込チラシが主な材料な点は「おかんアート」的ですが、ダイナミックさとオリジナリティがあり、一線を画しているように感じました。

おかんアートという言葉やくくりに対して、様々な意見もあるようですが、興味深い作品であることには変わりないですね。

展示は終了しましたが、作品を集めた本も出版されていたり、 #おかんアート で検索すると、情報が出てきます。

ギャラリーのアーカイブはこちらです。
https://inclusion-art.jp/archive/exhibition/2022/20220122-119.html