【展覧会】横須賀美術館『キャラクターデザインの先駆者 土方重巳の世界 ブーフーウーと仲間たち』リスやネズミも、チラ見せ⁉︎
『キャラクターデザインの先駆者 土方重巳の世界 #ブーフーウーと仲間たち 』
人形劇や人形の写真絵本のキャラクター、佐藤製薬の「サトちゃん」等企業キャラのデザイナー。
とにかく動物キャラが可愛かった話を、前の記事で書きましたが、撮影可のコーナーは、ほぼサトちゃんな為、伝わりにくかったと思います。
そこで、図録の一部で説明したいと思います。
全部を載せてしまうと問題があるので、雰囲気だけでも。
左が図録、今回の展示では右の冊子「展覧会図録限定ふろく」がつきます。図録本体は、2018年の別会場での展示と同じもののようで、今回はお得！
冊子はかなり豪華で、人形劇「ブーフーウー」の人形用のラフスケッチとか。
人形劇「ダットくん」の雑誌用のイラストとか、動物キャラいっぱい、ふろくありで良かったです！
もちろん、図録本体も充実の内容。
大量の映画のポスター等から始まり、キャラクターのイラスト、人形、グッズに、昔のCMなど、展示内容をバランスよく網羅しています。全点掲載ではないようですが、点数は多く、主要なものは載っています。
リス、ネズミも、ちゃんと載っていました。
クマがメインだと思いますが、齧歯目好きとしては、リスをチェックしてしまいます。デフォルメされたなかにも、体つきやポーズにはリアリティがあります。
おススメは、「ねずみとおうさま」という絵本。
ねずみが服を着て擬人化されているのですが。目が横についた顔や、体のバランスが、ねずみらしい！と思いました。
擬人化された動物キャラは、体は完全に人間で頭だけ動物というパターンもありますが、動物好きとしては「らしさ」があると嬉しくなります。
他の動物も、本物か写真を観察したことがうかがえる描写が目立ちました。
シロクマ、アザラシ、鳥も、動きが生き生きとしています。
会場では、原画が展示されているので、それぞれの作品をじっくり観ることができます。
また、デザインした人形の写真を使用した、本の表紙やグッズ等も豊富に展示されています。
人形絵本は大人気で、世界各国で翻訳版が出版されていたとか。
表紙のほか、人形のデザイン画、場面を描いた絵コンテのような、色付きのスケッチの展示も。
絵本は人形の写真なのですが、撮影準備と思われるスケッチの段階で、衣装やポーズ、色も細かく指定されていて、興味深かったです。
紹介した以外にも、可愛い作品が凄い物量で並んでますので、足を運べる方はぜひ！
引用元:古き良き文化を継承する会『グラフィックデザイナー 土方重巳の世界』
横須賀美術館にて販売中。
＊
『土方重巳の世界』は2/11～4/9の開催。
横須賀美術館
住所
神奈川県横須賀市鴨居4-1
時間
10:00〜18:00
休館日
3月6日（月）、4月3日（月）
観覧料
一般 1,000円（団体料金800円）
高大・65歳以上 800円（640円）
中学生以下 無料
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