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焼酎マイスター養成コース終了

鹿児島大学 かごしまルネッサンスアカデミー 焼酎マイスター養成コース

昨年6月に始まり、令和4年2月26日土曜日の最終試験をもって計120時間の焼酎マイスター養成コースが終了しました。
私が受講した目的が、焼酎の知識を増やす事、焼酎を好きな知り合いを増やす事の2点でした。
この2点が達成されたので、この養成コースを受講してよかったと思います。

卒業生として求められる事

私は10期生として入学、そして卒業しました。マイスターコースは現在11期生の募集をしているみたいです。
焼酎の養成コースが存在し10年続いた背景には鹿児島人の焼酎に対する興味、熱い思いがあるからだと思います。日本酒でも同じような養成コースが東北の方にあり、これは30年ほど続いているみたいです。焼酎もまだまだこれからですね。

マイスターコースの人気とは裏腹に、この10年で焼酎の需要は減少傾向にあります。卒業生として焼酎の啓蒙活動をする身としては、肩身が狭い時代になりました。
焼酎の需要が減少、飲む機会も減少となると、卒業生の存在意義はなんなのでしょうか?

私が思う卒業生に求められる事は、“焼酎の価値をあげる事”だと思います。
過去の卒業生に比べハードルは高いと思いますが、啓蒙活動だけではなく
焼酎の価値を伝える必要があると思います。

経験を積める流れ

現場見学が講義に含まれます。
見学だけではなく、実際に仕込みに入れたら更に良いと思います。
卒業した後もなお勉強。人脈をたどって仕込みの現場に入ってみるのがいいのではないか。それは、僕が実際に蔵に務めているから実感している
“飲むのは簡単だが造るのは大変”
を少しでも経験して頂きたいからです。

入社してまだ半年で、大口叩くのは申し訳ないですが、現場は大変です。

しかし、
仕込みを経験すると絶対焼酎が今より好きになります。
今より焼酎が美味しく、貴重な飲み物に感じます。
焼酎が生まれた奇跡を感じる事ができます。
そして何より心から、自分の体験で焼酎を語れるようになります。

自分の携わった焼酎を語れる時が1番嬉しいです。
その時は全身全霊で焼酎を語りたくなると思います。

焼酎マイスター養成コース募集概要

11期生の募集要項を掲載しておきます。
ご興味のある方は是非!









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